退職代行のトラブル事例５選！トラブル回避と詐欺業者の見極め方

信頼できる退職代行サービスに依頼すれば、トラブルになることはありません。

本記事では、退職代行サービスを利用した場合でトラブルになりやすい事例と、その対処法となる違法や詐欺ではない退職代行サービス選びのポイントについて解説しています。

退職代行サービスを使って退職したいけどトラブルになるのではと不安になっている人は、ぜひ今回のトラブル事例や違法または詐欺退職代行業者を回避する退職代行サービスの選び方を参考にしてみてください。

退職代行のトラブル事例５選！違法退職代行業者に要注意

冒頭でもお伝えしていますが、そもそも信頼できる退職代行サービス事業者へ依頼すれば退職希望者がトラブルに巻き込まれることはまずありません。

ただ、過去には適切でない（違法や詐欺を含む）退職代行業者を利用したことで会社とトラブルになってしまった事例が存在していますので、その中から代表的なものを５つ紹介していきます。

トラブル事例①
詐欺または違法の退職代行業者だった

退職代行サービス選びに失敗してしまい詐欺まがいの事業者や、非弁行為などの違法行為を行っている退職代行業者に依頼してしまった場合、退職自体ができなかったり退職手続きの途中で退職代行サービス事業者と連絡が取れなくなったりするトラブルに巻き込まれる可能性があります。

違法でない退職代行サービスの選び方はこの後紹介していきますが、料金相場や自分の希望する条件について交渉が可能な退職代行サービス事業者かどうかなどを確認し、詐欺退職代行業者や違法退職代行業者に引っかからないように自衛する必要があります。

トラブル事例②
有給休暇を消化できなかった

退職代行サービスは運営元によって３種類に分けられますが、それらがどのような特徴を持ち、対応範囲がどこまでなのかを理解した上で依頼しなければ、有給消化ができない、未払いの残業代が支払われない、など希望条件が叶わないまま退職になってしまう可能性があります。

有給消化したいのであれば、運営元が労働組合または弁護士になっている退職代行サービスに依頼するようにしましょう。

民間企業が運営元になっている退職代行サービス（「弁護士”監修”」や「労働組合”提携”」も民間企業運営の退職代行サービスです）は、会社側に有給消化を拒否された場合に交渉する権利がなく、万が一交渉してしまうと非弁行為（違法行為）を行ったとして罰則を受ける可能性もあります。

トラブルを回避するためにも、退職代行サービス依頼前に下記の記事で運営元に関する詳細を確認することをおすすめします。
▶バシッとわかる失敗しない退職代行事業者の選び方！おすすめポイント５選大公開！

トラブル事例③
会社から直接連絡がきた

退職代行サービスに共通する最大の特徴は、退職希望者が会社と直接やりとりをしなくてよい点であるはずが、会社から退職希望者へ直接連絡がきてしまったというトラブル事例もあるようです。

退職代行サービスを利用した場合、会社から退職希望者へ電話がきたりすることはまずありえませんが、退職先がブラック企業である場合、退職代行サービス事業者から直接の連絡を控えるよう伝えているものの、無視して連絡してしまうケースがあります。

その場合は、自分で対応するのではなく退職代行サービスの担当者へ連絡しましょう。

そこで担当者が会社への対応を行ってくれれば、会社とトラブルになることはありません。

一方、その段階で退職代行サービスからの連絡が途絶えた場合には、詐欺まがいまたは違法退職代行業者の可能性があります。

トラブル事例④
損害賠償請求すると脅された

まず、退職代行サービスを利用して退職したことを理由に会社から損害賠償請求されることはありません。すべての労働者には職業選択の自由があり、それは退職代行サービスを利用するかどうかに関わらず認められます。

つまり、会社から損害賠償請求されたとしても単なる脅しでしかないため、相手にする必要はありません。

詳しくは下記の記事でも解説していますので、ご覧いただければ安心できるかと思います。
▶即日退職で会社から損害賠償請求なんてあり得る？損害賠償Q＆A

似た事例として「会社から懲戒解雇にすると脅された」というトラブル事例もありますが、懲戒解雇するには正当な理由が必要とされており、退職代行サービスの利用はこれに当てはまりません。

よって、会社から損害賠償請求、懲戒解雇を理由に脅されたとしても、全く心配する必要はありません。

トラブル事例⑤
追加料金を請求された

トラブル事例①と似た事例ではありますが、詐欺まがいの退職代行業者であったり違法行為を行う退職代行業者に依頼してしまうと、依頼時には伝えられていなかった追加費用を請求されてしまうケースがあるようです。

依頼する前段階で退職代行サービス事業者のホームページを確認し「追加費用なし」と記載されているかどうかをチェックしたり、追加請求されたという口コミがないかを調べたりすることで、詐欺退職代行業者へ依頼してしまう危険性を排除し、未然にトラブルを防ぐことができます。

トラブルを回避して安心安全に退職したい方は以下の退職代行サービスがおすすめです。
退職代行を検討している方はLINEで無料相談してみましょう。

• わたしNEXTにLINE無料相談

• 男の退職代行にLINE無料相談

信頼できる退職代行サービスの選び方とは？

ここまで、退職代行サービスを利用した場合のトラブルになりやすい事例について紹介してきましたが、信頼できる退職代行サービス事業者に依頼すれば、これらの懸念はすべて払拭することができます。

ここでは、具体的にどのような点を考慮して依頼先の退職代行サービス事業者を決めれば良いのか、選び方の基準となるポイントについて解説していきます。

労働組合または弁護士の退職代行サービスを選ぶ

まず重視したいのが、運営元が労働組合、または弁護士になっている退職代行サービスを選ぶという点です。

退職代行サービス事業者は運営元によって３種類に分けられ、それぞれ民間企業、労働組合、弁護士運営となっています。

その中で、多くの人が退職条件として挙げる有給消化や未払い賃金の交渉ができるのは、労働組合または弁護士が運営元となっている退職代行サービスのみです。

民間企業が運営元になっている場合は会社側に断られると交渉ができず、泣き寝入りになってしまうことになります。

また、労働組合と弁護士が運営元となっている退職代行サービスを比べると、弁護士運営の方が料金は割高になっています。

弁護士運営の特徴として法律関連の対応ができることが挙げられますが、会社に訴訟したいなどの希望がない限り、最もコストパフォーマンスが高いのは労働組合運営の退職代行サービスだといえるでしょう。

料金が相場とかけ離れていないか？安いだけで選んでないか

退職代行サービスの料金相場は、運営元ごとに下記のようになっています。

退職希望者がどの運営元に該当する退職代行サービスに依頼するかは退職条件によって異なりますが、それぞれの相場に見合わない金額で退職代行を請け負っている事業者には注意が必要です。

料金相場よりもあまりに安い金額で退職代行を行っている事業者は、違法行為に該当していたり、トラブルが頻発していたりする退職代行業者である可能性が高いです。

しっかりと料金相場を把握して料金相場とかけ離れている退職代行業者は避け、併せて口コミなどをチェックすれば、トラブル頻発・違法・詐欺などの退職代行サービス事業者を回避することができるでしょう。

返金保証や後払いへの対応をしているかどうかをチェック

退職代行サービスのホームページや口コミサイトを比較すると、一部、または全額の返金保証がある退職代行サービス事業者や、支払い方法の中に後払いが含まれている退職代行サービス事業者も存在しています。

このような退職代行サービスは退職成功率が高いことに加えて実績もある事業者が多く、サービス内容に自信をもっているからこそこのような対応ができているといえるでしょう。

たとえ退職できなかったとしても、返金保証があれば安心して依頼することができるためおすすめです。

口コミでの評判は良いか。悪い口コミが多くないか。

飲食店や美容院などと同様に、退職代行サービスを選ぶ上でも口コミでの評価は大切な指標となります。

これまで依頼してきた人への対応や実際に退職できたのかどうか、希望する退職条件を叶えられたのかどうかなどを判断する際には、実際に退職代行サービスを使った利用者の体験談や口コミが一番です。

当然のことではありますが、各退職代行サービス事業者のホームページでは自分たちの特徴や自信のある部分を前面に出しているため、それだけでどの退職代行サービス事業者が良いのかを判断することはできません。

たとえ詐欺や違法退職代行業者であっても、堂々と実績等を並べている場合もあるでしょう。

利用者の生の声で、自分の置かれている状況に近い人の口コミを参考にすることこそが、詐欺や違法退職代行業者を回避して、後悔のない退職代行サービス選びを可能にするのです。

トラブルにならないおすすめの退職代行サービス２選！

上記では、信頼できる退職代行サービスの選び方としていくつかの項目を紹介しました。ここでは、それらの項目を鑑みた上でトラブルを避けられるおすすめ退職代行サービスを２つ紹介していきます。

わたしNEXT＜女性の退職代行＞

女性向けの退職代行サービスである「わたしNEXT＜女性の退職代行＞」は、退職成功率100％という確かな実績と、それを裏付ける口コミ評価の高さで特に女性から人気を集めています。

わたしNEXTは労働組合が運営する退職代行サービスで、全額返金保証や後払いにも対応しているほか、これまでに５万件以上の実績があるため、退職希望者がどのような状況にあったとしても必ず退職へと導くことができます。

また、日本退職代行協会から「特級認定」を取得しているためトラブルなく安心安全に利用できます。
もし現在退職に関する悩みを抱えている場合には、ぜひ一度相談してみてください。

• わたしNEXTにLINE無料相談

男の退職代行

「男の退職代行」は口コミランキングで５年以上連続男性１位を獲得している、男性向けの退職代行サービスです。

創業以来退職成功率100％を維持し続けているからこそできる全額返金保証もついているため、職場環境や人間関係に悩む男性たちから高い人気を誇っています。

日本退職代行協会の「特級認定」があり、トラブルの心配なく利用できる点も人気です。

また、退職に関するサービスが充実していることはもちろん、完全無料で転職サポートも行っているため、退職後が不安という人は転職に関する相談も併せて行うことができます。

• 男の退職代行にLINE無料相談

事前準備でトラブル回避！退職代行の依頼前にすべきこととは

ここまで、退職代行サービスで起こりうるトラブル事例や違法や詐欺ではない退職代行サービスの選び方、おすすめの退職代行サービスについて紹介してきました。

これらの内容を元に退職代行サービスを選べば、詐欺まがいの退職代行業者や違法事業者に引っかかってしまうことはないでしょう。

さらに、これから紹介するポイントについて退職代行サービスへ依頼する前段階で準備しておけば、よりスムーズに即日退職できるはずです。

有給日数の確認

有給消化して退職する場合には、まず有給が何日残っているのかを確認しておくようにしましょう。人事部など担当者に確認したり、会社によっては給与明細に残日数が記載されている場合もあります。

確認が難しい場合には、退職代行サービスから会社へ確認することもできますので、退職代行サービスに依頼しましょう。

退職金の対象かどうかの確認

長年同じ会社に勤めている場合には、退職金の対象になっている可能性があります。

退職金を受け取る条件については各会社で決定できることになっているため、就業規則などの社内規定を確認して自分が該当するかどうかを確かめておきましょう。

また、規模の小さい会社の場合には退職金制度がないということもありますので、長く勤めたからといって必ず退職金をもらえるわけではないという点には注意が必要です。

貸与品を社内に戻す、私物を持ち帰る

こちらは退職代行サービス事業者から会社へ連絡し、後々郵送でやりとりを行うことも可能ではありますが、出社している期間に前もって準備しておけば、郵送にかかる料金を払う必要がなくなります。

持ち帰っている会社からの貸与品については返却し、会社に置いている私物については持ち帰っておくことで、双方の手間を省くことができます。

退職代行のトラブル事例５選！トラブル回避と詐欺業者の見極め方、まとめ

本記事では、退職代行サービスを利用することによって起こりうるトラブル事例や違法・詐欺業者に引っかからないために必要な退職代行サービスの選び方、おすすめの退職代行サービス、トラブル回避の為の事前準備ポイントについて解説しました。

結論からいえば、違法行為や詐欺行為を行っていない信頼できる退職代行サービスへ依頼すれば、冒頭で紹介したトラブル事例のような結果になることはまずありません。

また、金額だけでなく今回紹介したポイントや実績、事例、口コミサイトでの評判や口コミランキング等に着目することで、信頼できる退職代行サービスを選ぶことができるでしょう。

退職に関する不安は尽きないかと思いますが、それらを払拭した上で新たな一歩を踏み出すためにも、みなさんが信頼できる退職代行サービスを見つけて、無事に退職できることを願っています。

≫ カテゴリ「退職代行サービスのトリセツ」の記事一覧