【コロナハラスメントと退職代行】職場で横暴!コロハラの実態!
- 2024.08.09更新
- 2020.05.09
- 退職代行サービスのトリセツ
- コロナ, ハラスメント, 労働問題, 退職代行サービス
新型コロナウイルスの急速な拡大にともない、新たなハラスメントが生まれ世間を騒がせています。
新聞やニュースにも大きく取り上げられ、SNS上ではコロナハラスメントのハッシュタグが作られるなど社会問題は大きくなる一方です。
そんなあなたの身近にも潜んでいる、深刻なコロナハラスメント。
ですが本当にそんなことがあるのか?と半信半疑の方もいるでしょう。
退職代行サービスへは日々、様々な悩みを持った方が相談にいらっしゃいます。
今回はそんな中から、退職代行サービスへ相談するきっかけとなった、職場で起きた新型コロナウイルスによるコロナハラスメントの実態について抜粋していきます。
目次
コロナハラスメントとは
コロナハラスメント(略称:コロハラ)とは、主に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を想起させる症状(咳や熱など)があった人やその感染流行地域と関連性を見出せる人などに対して、感染者もしくは感染者との濃厚接触者だというレッテルを貼り、差別的な言動や行動、威圧的な言動などの嫌がらせを行うことを意味します。
コロナハラスメントの中には、「上司から突然消毒スプレーをかけられた」「『感染したらクビだ』『休んだから評価を下げる』と言われた」など、モラルに欠けた行動や言動が見受けられます。
目がテン!横暴するコロナハラスメントの実態と退職代行サービスへ駆け込む退職者
会社でハラスメントを受けて退職代行サービスへ相談するケースは少なくありませんが、最近ではパワハラ・セクハラと同様にコロナハラスメントに遭い、退職代行サービスの依頼を検討する方も増えてきています。
気づかないうちに自分もコロナハラスメントの被害に遭っているのではないか?そのように思い当たる方もいるのではないでしょうか。
ここではそんなコロナハラスメントによって退職代行サービスを利用せざるを得なくなった方々の実態に迫っていきたいと思います。
「客先へ行くのにマスクをするな」
新型コロナウイルスの拡大が深刻化する少し前、予防のためにマスクをつけて出勤し、打ち合わせのためにお客様のところへ向かおうとしたところ上司から「お客様に会うのにマスクをしているのは失礼だ、常識を知らないのか?マスクは置いていけ」と大声で言われ、マスクをせずに打ち合わせへ向かいました。
次の日に会社全体に通知メールが出され「客先にマスクをつけていくのは非常識だ、会社の信頼を失う、発覚し次第厳重に処罰する」という内容でした。このご時世に、こんな通達がされると思わずとても驚いています。マスクは自分の予防だけでなく、相手へうつさないための配慮だと思っていたのに、こんな風に晒されるとは思っていませんでした。
「一生やってろ!出勤しないなら部署を異動させる」
体調不良と新型コロナウイルスの検査で長期間休みを会社からもらい、すぐに検査結果が出なかったり咳が止まらないという症状があったので、そのことを会社の社長に報告し、結果が出るまで休みを延長してほしいと相談したところ、「そんなこと知るか、一生やってろ。会社に来ないなら部署を移動させる」と横柄な対応をされました。
万が一、検査の結果が陽性だった場合、もっとひどいことを言われるのではないかと怖くて仕方ないので退職代行サービスを利用しました。
「子供の休校は欠勤の理由にならない」
新型コロナウイルスの流行により小学生の子供が休校のため、少しの間会社を休ませてほしいと会社へ相談をしました。
毎日が無理だったとしても時短勤務や出勤日数の調整をしたいと上司に相談をしましたが、休校は時短勤務や勤務日数調整、ましてや欠勤の理由にはならないの一点張りで、なにも認めてもらうことができず出勤せざる負えない状況になりました。
そんな中、同僚やほかの社員に子供を理由に長期休暇を取ろうとしたと意図しない噂を流され、会社に居づらい状況で毎日が辛いです。退職代行サービスは誰にも相談できず、いっそ辞めてしまいたいと考えているので使うことを検討しています。
「本当は仮病なんじゃないか?」
微熱が続き、からだも辛かったので1週間ほど仕事のお休みをもらいました。病院へも行き新型コロナウイルスの相談窓口へも相談の連絡をしましたが一旦は自宅待機をしてほしいと言われたので、そのまま自宅待機をし、熱の状況などを報告するために店長へ連絡をしたところ、「いつまで休む気だ、病院に行かないでサボってるだけではないのか」と言われてました。
熱が下がるまで休みますと連絡をしていましたが、私が休んだ日はすべて無断欠勤扱いにされ、バックレたなどと職場でありもしない話をされているようでした。
まさか自分がこのようなコロナハラスメントを受けるとは思わず、周りにも相談できないため余計体調を崩してしまい、また休むことになりその報告をしなくてはいけないと思うと震えが止まりません。
このように上司や同僚から新型コロナウイルスを理由にいわれのない仕打ちを受けてしまうことや、相談をしても聞き入れてもらえないことで退職代行サービスを利用して退職を考える方も多いようです。
同じような状況で自分からどうしても退職を言い出す事が出来ないと悩んでいる方は、一度、退職代行サービスへ相談してみるのも良いでしょう。
上司や同僚からだけじゃない?!接客業が体験したお客様からの新型コロナウイルスによるありえないハラスメント
コロナハラスメントは職場の上司や同僚からだけではありません。
世間では電車の中で咳をしただけで乗客者同士が口論になったり、医療従事者への冷たい態度なども問題となっています。
中には業務中にお客様から心無い言葉を浴びせられるカスタマーハラスメント(略称:カスハラ)を受けたという店員も散見します。
ここではそんな新型コロナウイルスの影響により受けたカスタマーハラスメントの実態を述べていきます。
「さっき咳払いをした、コロナに感染しているかもしれないからレジに立たせるな」
スーパーのレジで仕事をしています。
今は感染予防のため透明ビニールの仕切りがあったり、もちろんマスクをしながら仕事をしていますが、先日仕事中に少しだけ咳払いをしてしまいました。それを見たお客様が私を指さしながら「あいつが今咳をした!コロナかもしれない!レジに立たせるな!」と急に大きな声で怒鳴られました。
びっくりして立ち尽くしていると社員の人が来てくれてバックヤードに連れて行ってくれましたが、もうずっと涙が止まりませんでした。
感染のリスクをもちながらも頑張って働いていたのに、突然感染者扱いをされ、今は怖くて接客業ができず、退職代行サービスを使ってでも退職したいと考えるようになりました。
「店員が買い占めてるから、世間に出回らない。コロナにかかったらお前たちのせいだ」
マスクや体温計などの医療用品が品薄になっている状態で、お客様から毎日マスクの入荷日はいつかと聞かれます。
自分たちも入荷日は分からないですし、欠品しているのは間違いないのですが「入荷しないはずがない、店員が入荷したマスクを買い占めている、コロナにかかったらお前たちのせいだ」と毎日のように暴言を吐かれ、疲弊しています。
出勤するたびに今日も言われるのかと思うと、仕事を辞めたくて仕方ありません。
最近では医療従事者に対する周囲からのコロナハラスメントが深刻化している、という情報も見受けられます。
上司や同僚、ましては会社の人からではないハラスメントを受けて、退職代行サービスへ相談をされる方も少なくはありません。
【コロナハラスメントと退職代行】職場で横暴!コロハラの実態!、まとめ
いかがでしたでしょうか?記事を読んで、もしかしてこれってコロナハラスメントだった…?と思い当たる節がある方もいたのではないでしょうか?
コロナハラスメントが退職代行サービスを利用するきっかけの1つになっている方もいらっしゃいます。
ハラスメントの問題は、他人に相談ができないなど1人では解決できないことが多く、退職代行サービスへ助けを求めてくるケースも数多く存在します。
一人の心無い言葉や行動がその人の精神的ストレスになり、従業員へのカスタマーハラスメントや会社でのコロナハラスメントになっていることを忘れてはいけません。
この荒波を越えるために他人事ではなく、まずは1人ひとりがモラルのある行動を心がけていく必要がありそうです。
「退職代行サービス」の利用について
「わたしNEXT<女性の退職代行>」「男の退職代行」では、自分では言いにくい「辞めさせてほしい」を自分で言わなくても代行して伝えてくれる「退職代行サービス」を提供しています。
退職代行サービスは、会社に行かずに誰とも会わず連絡もせずに退職できるのも大きなメリット。退職手続きについてもサポートしますのでどうしていいかよくわからなくてもお任せいただけます。
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