退職代行はクズでも甘えでもない!トラブルで後悔しない退職代行の選び方
退職代行サービスを利用する人が段々と増えてることで退職代行サービスを利用する人、退職代行サービスから連絡を受ける人、それぞれから下記のような賛否両論の意見を目にする機会も増えてきました。
「会社に辞めることを伝えただけで退職トラブルに巻き込まれた。最初から退職代行サービスを使用していなかったことを後悔した。」
「退職代行サービスを使うなんてクズだ。自分の口で会社に伝えるべき。」
「朝になっていきなり退職代行サービスから連絡が来て、その日から出社せずに退職すると。取引先とトラブルになったらどうするんだ。」
「退職代行サービスを使う側よりも、むしろ使われる会社の方が問題。」
今回は様々な意見をもとに、退職代行サービスを利用することは本当にクズなのか、決してクズではない理由、退職代行サービスを利用する際にトラブルに巻き込まれず後悔のない退職を迎えるためのノウハウを紹介します。
これから退職代行サービスを使う人も、退職代行サービスに否定的な人にも参考にしていただければと思います。
目次
退職代行サービスを使うのは本当にクズなのか?
退職代行サービスが世の中に浸透するまで、退職するためには自分自身が会社側に退職の意思を伝える以外に方法はありませんでした。
そのため、今までは下記の流れで退職が進められていました。
①自分から退職を上司に伝える。
②上司と退職に向けてスケジュールを作成していく。
③社内外での業務引継ぎ。
④数か月後に退職
順調に進めば時間がかからない内容ですが、以下のような経験をされた方もいるのではないでしょうか?
・上司から説得されて退職することを再考しなければならない羽目にあった。
・社内規定によって退職日が半年以上も先になってしまった。
・引継ぎを行う後任がいない
など、思いがけないトラブルが発生することもあります。
中には遺留ハラスメントを受けて退職することを我慢している、退職を諦めざるおえないといったトラブルも発生しています。
そこで脚光を浴びているのが、退職代行サービスです。
退職代行サービスは即日退職を目的とし、従業員である本人が会社に行くことなく、会社と連絡を取ることなく退職することが可能です(※ここでの退職代行サービスは「わたしNEXT<女性の退職代行>」「男の退職代行」のサービス内容を想定しておりどこでも同じではありませんのでご注意ください)
退職することを決意したのにトラブルに巻き込まれたことで後悔するようなことになるのは防ぎたいものです。
退職代行サービスを使うなんてクズだ、と思う方もいるかもしれませんが、いわゆる「バックレ(飛ぶ)」に比べても、退職の意思や必要な連絡を行うことにより会社への迷惑も軽減される退職代行サービスを利用することは、クズというよりも後々後悔しない賢い選択をしていると言えるでしょう。
また、退職代行サービスを実際に利用する人は、礼儀正しく常識のある人がほとんどであることからも、決してクズなどではなく、むしろお金を払ってでもバックレない真面目な人だと言えるのではないでしょうか。
問題なのは退職代行サービスじゃない?裏に潜む影の正体は・・・
それでは、退職代行サービスの利用がクズと言われてしまう原因はどこにあるのでしょうか?
考えられる要因は2つあります。
①退職することに関する固定概念
冒頭や前項にも記載したように「退職」とはこうあるべきという固定概念が強く存在しています。
「会社に筋を通さなければいけない」
「順を追って進めるもの」
などです。
しかし、今まで正当な手順で退職を進めたにもかかわらず、退職トラブルになり、後悔してから退職代行サービスへ相談される方は増えています。
「必要以上の引き留めや本当に辞めるなら後悔させるといった脅迫を受けている」
「辞めるなんて認めないと話を全く聞いてもらえない」
「退職は認めるけど、もう少し待ってなどで退職日がいっこうに決まらない」
こういったトラブル事例が多くなっていることで退職代行サービスのニーズは高まっています。
これまでの退職するための手順が本当に必要なのか、退職代行サービスの登場をきっかけに退職に対する意識に変化が生まれています。
退職代行サービスを利用することがクズであると判断する前に、社内で退職トラブルが起きていないか確認する必要があります。
②周りに迷惑であるという会社側の考え
退職代行サービスを利用されたことで、その従業員が担当していた業務を他の人が引継ぐ必要があります。
会社側の意見としては、こういった印象を持つ方もいるでしょう。
「急に担当者がいなくなって顧客に迷惑がかかる」
「後任者を募集するのに時間も費用も必要だ」
「引継ぎもなく退職されては業務に影響が出て損害が出る」
会社の経営状況や人員によっては即日退職されることでトラブルになる可能性もあるかもしれません。
ただ、その責任は退職する従業員にあるのでしょうか?
退職希望者が担当していた仕事を上席者は何も知らないのでしょうか?その業務を行っていたのはその退職希望者だけでしょうか?
1人の人員が抜けただけで大きな損害が出てしまうような経営状況なのでしょうか?
以上から本当の問題は退職代行サービスではないと言えます。
むしろ退職代行サービスから連絡が来たことで今まで顕在化していなかったリスクに気づく機会になったと捉えることもできるでしょう。
また、精神的・肉体的な限界を迎えたことで退職代行サービスの利用を決断された可能性もあります。
退職代行サービスを利用するに至った過程を理解しないまま、退職代行サービスを利用するだけで「クズだ」と結論づけるのは尚早と言えるでしょう。
退職代行サービスを使って即日退職せざるを得ない状況を作った会社側にも問題があるかもしれません。
ハラスメントなどで訴えられて後悔する前に社内での状況やトラブルをチェックする必要があるのではないでしょうか。
トラブルで後悔しない退職代行サービスの選び方
上記に挙げたような会社との退職トラブルに巻き込まれたことで、退職するなんて言わなければよかったと後悔する人も少なくありません。
トラブル無く、後悔しない退職を進めるためにも退職代行サービスを利用することをおすすめします。では、どのように退職代行サービスを選べば良いのでしょうか?
どの退職代行サービスを選んでも基本的なサービス内容は同じかと思います。
退職代行サービスが退職希望者に代わって退職の意思を会社に伝えてくれます。トラブルにあうことなく、自宅に待機している間に退職が完了します。
希望退職者はその日から出社することなく、会社側と連絡を取ることなく退職することができるのです。
そのため、必要以上に慰留されたり、ハラスメントにあってしまったりといったトラブルに巻き込まれることもありません。
退職に必要な手続きについても、退職代行実施時に退職代行サービスが確認してくれます。
作成方法などがわからない場合はサポートしてくれますので安心です。
これは交渉することで非弁行為に該当してしまい退職代行サービス側が罰せられてしまう可能性があります。
しかし、労働組合や弁護士が運営する退職代行サービスであれば交渉することが可能なためトラブルにならずに会社側へ要望を伝えることができます。
退職時の要望事項によってトラブルに巻き込まれない退職代行サービス選びが重要です。
そのためには退職する時に必要な事は何か、必要な事を会社側に伝達もしくは交渉ができる退職代行サービスなのかを判断しなければなりません。
その判断をするためには、まず気になった退職代行サービスに問合せし、退職に関して疑問に思っていること、会社側への要望事項を伝えることができるのかを確認しましょう。
退職代行サービスの出来ること出来ないことについては「退職代行って実際どう?退職代行で出来ること出来ないこと10の疑問」も参考にしてみてください。
退職代行サービスと何度かやり取りすることで相性の良し悪しを感じることもできるでしょう。
退職に対してできるだけストレスなく進めるためには、こういった相性も大事であると言えるでしょう。
退職代行はクズでも甘えでもない!トラブルで後悔しない退職代行の選び方、まとめ
世相が変化するのと同様に退職に対する意識も変化してきており、退職代行サービスが脚光を浴びるようになりました。
退職代行サービスが広まっていく中で、プラスの意見・マイナスの意見が出てきています。
今までの退職の流れと比較すると退職代行サービスは異質なものに感じるかもしれませんが、この退職代行サービスによって心が救われている人がいるのです。
新しいものを拒絶するのではなく受け入れていくことがトラブルや後悔のない退職に繋がるのではないでしょうか。
「退職代行サービス」の利用について
「わたしNEXT<女性の退職代行>」「男の退職代行」では、自分では言いにくい「辞めさせてほしい」を自分で言わなくても代行して伝えてくれる「退職代行サービス」を提供しています。
退職代行サービスは、会社に行かずに誰とも会わず連絡もせずに退職できるのも大きなメリット。退職手続きについてもサポートしますのでどうしていいかよくわからなくてもお任せいただけます。
「わたしNEXT<女性の退職代行>」「男の退職代行」の退職代行サービスは、退職成功率100%、即日当日退職可能、ご相談無料(LINE、メール、電話)、転職成功への近道である転職サポートも無料でご利用いただけます。
全国対応ですので24時間いつでもご相談ください。
-
前の記事
退職代行にも縁がある、ハローワークと失業保険の有効活用法とは 2021.04.06
-
次の記事
慰留ハラスメントと対処法。退職代行が教える辞めたいのに辞められない時の対処法 2021.07.30