Go To トラベル キャンペーンと退職代行。旅行客が来ても従業員が逃げる!?
- 2024.03.11更新
- 2020.10.20
- 退職代行サービスのトリセツ
- コロナ, 労働問題, 転職, 退職代行サービス
新型コロナウイルス感染拡大に伴い発生した経済への打撃は日本だけでなく、世界全体の大きな問題となり、各国それぞれの経済対策を行う日々が続いています。
とくに全世界共通と言ってもいいのは、観光業界への影響でしょう。
日本でも新型コロナウイルスによる営業不振から、老舗旅館の廃業や地域のシンボルとして親しまれた喫茶店の閉店などが発生し、廃業や閉店を嘆き悲しむファンの声が多く聞かれるなど話題となることがあります。
そんな地域や観光業界を救うために政府が発表したのが日帰りの観光や宿泊を伴う旅行を割引する「Go To トラベル キャンペーン」です。
多くの人が楽しみにしていたGo To トラベル キャンペーンですが、その明るい話題の影には観光業界で働く人の苦労やストレスが浮き彫りになってきたとも言えます。
ここでは今回、Go To トラベル キャンペーンが始まってから退職代行サービスに駆け込んだ人の悩める退職代行サービス利用事情をお伝えしていきます。
目次
話題のGo To トラベル キャンペーンとは?
Go To トラベル キャンペーンとは、新型コロナウイルス感染症により落ち込んだ旅行需要を喚起するため、宿泊を伴う旅行および日帰り旅行代金の最大5割を国が補助する観光支援策です。
割引の内容としては旅行代金最大50%割引(割引の内訳として旅行代金最大35%割引、10月1日以降の地域共通クーポン15%相当付与)が行われ、割引分は政府が負担(補助)して新型コロナウイルス感染症により落ち込んだ観光業界や地域の復興を目指しています。
※退職代行の辞書「Go To キャンペーン(Go To トラベルキャンペーン)とは。意味と内容」を参照
普段から旅行や観光を楽しんでいる人だけではなく、Go To トラベル キャンペーンを機に観光を楽しもうと計画を立てる人も多いでしょう。
多くの人に日本の観光名所を再度知ってもらう良い機会になることは間違いありません。
一方では「Go To トラベル キャンペーン」ではなく「Go To トラブル キャンペーン」と呼ばれるなど、各観光地でトラブルが発生しているという事実も見受けられました。
以下では、Go To トラベル キャンペーンからGo To トラブル キャンペーンになってしまい、退職代行サービスへ駆け込んだ観光業界従業員の事情をご紹介します。
観光業界従業員がGo To トラベル キャンペーンで退職代行サービスに駆け込んだ内事情
旅行客が増えただけでそんな退職代行サービスを使って退職なんて…大袈裟すぎやしませんか?、なんて思う方も中にはいるでのはないでしょうか。
実は、退職代行サービスへ駆け込む理由は、それだけではないのです。
それでは、退職代行サービスへ寄せられた悩める駆け込み事情を少しだけご紹介します。
退職代行サービス悩める駆け込み事情①
「自粛期間の閑古鳥が鳴く状態から一気に混雑に突入。3密や感染対策など、目まぐるしい忙しさで従業員は疲労困憊」
長きに渡った自粛期間を経て、やっと通常営業が再開…その途端にスタートしたGo To トラベル キャンペーン。
突然迎えた繁忙期や業務に加え、Go To トラベル キャンペーンによる割引クーポン券の対応や3密を避けるための施策や感染予防対策の徹底など、従業員にとっていつも以上に気が抜けない業務が続き、精神的疲労や業務時間の超過による体力的限界を迎え、退職代行サービスへ駆け込む事態に発展したというケースも発生しています。
退職代行サービス悩める駆け込み事情②
「おもてなしへの文句と旅行客の横暴な態度…そしてSNSでの拡散」
普段旅行をしない人でも、Go To トラベル キャンペーンをきっかけに旅行をしようと考える方も多いでしょう。せっかく割引もされて観光もできるのだからいつもより贅沢をしたい、より良いおもてなしを受けたいと思うのは、当然の事。
しかし、その度が行き過ぎてしまった行動や横暴な態度に従業員と揉めてしまうケースや、そのうっ憤をSNSへ書き込んだ結果、多くの人に投稿を拡散され再度トラブルとなり、結果的に対応した従業員を退職代行サービスへ駆け込む状態に陥らせてしまったというケースも出てきました。
退職代行サービス悩める駆け込み事情③
「その場で割引にならないことへのクレームと説明でストレスMAX」
Go To トラベル キャンペーンによる割引は、クーポン券の使用もしくは利用後の申請が必要になるものもありますが、中にはGo To トラベル キャンペーンの概要や申請方法・割引クーポンの使用方法を知らずに「Go To トラベル キャンペーンを利用したから今すぐこの場で割引をしろ」など従業員に横柄な注文を行う旅行客が見受けられるのも事実です。
その都度、Go To トラベル キャンペーンについての詳細を説明し、旅行客を納得させなくてはいけない従業員の精神的ストレスは計り知れず、毎日受ける苦情とストレスに耐え切れず退職代行サービスへ駆け込むという話もあるようでした。
退職代行サービス悩める駆け込み事情④
「避けられない3密…地方地域で新型コロナウイルスにかかったら村八分の危機!?」
2020年10月以降は東京の制限も緩和され、多くの人が観光地を行き来するようになりました。その中で一番懸念されるのが、やはり人口密集による3密です。人気の観光地や宿泊施設では多くの人が行き交い、必然と距離が近くなってしまう事もあるでしょう。
もちろんそれは旅行客同士だけではなく、従業員と旅行客の距離も同じです。
ここで起きた駆け込み事情は、小さな観光地だと万が一新型コロナウイルスに感染しまった場合、その観光地域で働いていた従業員が村八分…つまりその地域にそのまま住み続けるのが難しくなってしまうという状況です。
3密がどうしても避けられない観光地に勤めている人が、新型コロナウイルスに感染した結果そのような事態になることを恐れ、退職代行サービスへ駆け込むという事情もあるようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
新型コロナウイルスの影響で低迷している経済施策として生まれたGo To トラベル キャンペーンですが、まだまだ浸透には時間がかかりそうです。
お得な割引だからと言って、自分たちが得をすることだけを考えた行動は、観光地で働く人の疲労や心労を増殖させ、その結果観光業界従業員が退職代行サービスを利用する原因になってしまう…ということもあり得るかもしれません。
また、観光業界は旅行客の確保だけでなく従業員の疲労やメンタルケアも通常以上に怠ってはならない状況が続くことが予想されます。
Go To トラブル キャンペーンなどと言われず、Go To トラベル キャンペーンを誰もが気持ちよく利用するためには、まずGo To トラベル キャンペーンの内容を旅行客と観光業界の双方が理解し、旅行客だけではなく現地で働く多くの人の事もしっかり配慮した上で、この経済難を乗り越えていく必要がありそうです。
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