慰謝料とは。
慰謝料(いしゃりょう)とは、被害者が加害者から受けた肉体的・精神的苦痛に対して請求できる金額のことを言い、損害賠償の種類の1つです。
精神的苦痛は身体には見えない精神面で受ける痛みや苦しみのことを指し、精神的苦痛を受けた場合でも法律上、損害賠償として慰謝料を請求することができます。
精神的苦痛を受けての慰謝料を請求する例としては「パワハラ」「モラハラ」「セクハラ」などのハラスメント、不倫や浮気、ストーカー被害などが挙げられます。
ハラスメントを受けて慰謝料を請求する際には、まずは詳細な証拠が必要となります。
証拠となるのは、暴言やセクハラ発言を録音したテープや映像、会社同僚の証言や医師の診断書が有効と言えます。
またハラスメントをきっかけに退職に追い込まれた場合や通常に勤務を続けることが困難になった場合でも慰謝料を請求することが可能と言われています。
退職代行サービスでは、退職理由や手続き方法を退職者と会社に伝達する仲介役として退職者をサポートするのが役割であるため、通常、退職代行サービスを通して会社へ慰謝料を請求する事は、「退職代行サービス」の趣旨とは異なるため難しいと言えるでしょう。
そのため、退職代行サービスを利用して退職したのち、ハラスメントによる慰謝料を請求したい場合には、退職者自身で訴訟をするか、労働問題を得意とした法律事務所の弁護士へ相談・依頼するのが良いでしょう。
しかしハラスメントによる慰謝料の平均相場は50~100万、弁護士への依頼費用とほぼ同額と言われており、あらゆる精神的苦痛に対して慰謝料を請求することはできますが、会社・ハラスメント加害者との交渉、弁護士との打ち合わせや依頼など精神的な負担や金額を考えると依頼をするメリットは低いと言えざるを得ないのが現状です。
退職代行サービスについては「【図解】退職代行とは?今話題の退職代行サービスの疑問やメリットを徹底検証!」または「退職代行サービスとは。意味(退職代行の辞書)」をご参照ください。
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