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慰留ハラスメントと対処法。退職代行が教える辞めたいのに辞められない時の対処法

慰留ハラスメントと対処法。退職代行が教える辞めたいのに辞められない時の対処法

ハラスメントが原因で会社を辞めたいと退職代行サービスへ相談する退職希望者が増え続けています。
パワハラセクハラモラハラなど有名なハラスメントもありますが、最近増加している職場のハラスメントに「慰留ハラスメント」というものがあります。
増加傾向にある慰留ハラスメントとはどういったものなのでしょうか?

ここでは実際にあった退職代行サービスへの慰留ハラスメントの相談事例や対処法などを紹介、説明していきたいと思います。
慰留ハラスメントがどのようなものかを知ってもらうことで、慰留ハラスメントの被害にあわない、またはあってしまった時の対処法を理解することができます。

慰留ハラスメントとは

慰留ハラスメントとは

慰留ハラスメントとは、会社を辞めたいと申告した社員に対する過度な慰留、もしくは様々なハラスメントを含んだ引き留め行為を指します。
会社を辞めたいと申告された上司や人事担当者は、なぜ辞めたいと思うのか、会社に残るための要望などは無いのか等々、なんとか会社に残ってもらうにはどうすれば良いのかを思案し、辞めたいとの考えを改めるように努めます。
普通に相手を説得することはハラスメントにはあたらないかと思います。

しかし中には、誹謗中傷を重ねて会社に残ることを強要する、辞めたいと相談された日から無視をする、退職を希望していることが分かった日を境に退職希望者に対してハラスメントや嫌がらせを行う社員や上司がいるようです。
このような慰留ハラスメントの被害に遭い、辞めたいと思っていても辞めることが出来ない退職希望者から退職代行サービスへの相談が増えているのです。

実際にあった慰留ハラスメントの相談事例

実際にあった慰留ハラスメントの相談事例

ここでは実際に退職代行サービスに寄せられた相談の中から慰留ハラスメントに悩み、退職代行サービスに相談した退職希望者の事例や口コミサイトで発信されている実例情報を紹介します。

 

1.辞めたいなら仕事を終わらせろ、と処理できない量の仕事を与えられた。

営業になって3年目ですが、仕事が合わないと感じて会社を辞めたいと思いました。上司に相談し退職することを了承してくれました。
退職日までに引継ぎや仕事をしっかり終わらせないと、できるまで退職日は延期するとの話でした。日々の業務から考えて、退職日が延びることはないと思っていましたが次の日から異常な量の仕事を振られるようになりました。
今まで担当していなかった仕事や他人の残務など、辞めたいと相談した後からのあからさまな嫌がらせでした。
会社全体でそういった風潮があるようで、誰に相談しても解決になりそうにありません。
相談した人によっては以前に私と同じ目に遭って退職することを諦めてしまったそうです。
このままでは辞めたいのに辞められないと思い、退職代行サービスを使って即日退職しました。

 

2.何度も呼び止められ、会社に残るよう強要された。

まだ試用期間中だったので辞めるなら早い方が良いと思い、入社時にお世話になった人事担当者に退職したい旨を伝えました。
人事担当者の方は辞めたい気持ちを否定はしませんでしたが、退職することを了承してくれるわけでもなく、踏みとどまるよう説得してきました。
それも毎日のように。昼休みや就業後など、長い時は2時間ほど拘束されることもあり、様々な方向から会社に残ることを説得、というよりも強要してきます。
「会社に残ると言うまで、この話は続く」とも言われ、あまりのしつこさに恐怖を感じました。
上司や同僚に相談したり、家族から連絡してもらったりなどしてなんとか退職はできましたが、退職まで3か月以上かかってしまいました。
これが慰留ハラスメントなのかと実感しました。

 

3.迷惑行為、賠償請求などで脅迫された。

勤めていた会社は社長のワンマンで若干ブラック企業のような風潮がありました。
会社を辞めたい場合は社長に直接話をするのが決まりでした。色々とお世話になったこともあり感謝もしていましたので最後も気持ちよく送り出してくれたらありがたかったのですが、
社長からは

「お前が一人前になるまでどれだけのコストがかかっていると思う。これまでの研修費として請求する」
「今辞めたら会社や周りにいる連中に迷惑がかかるだろうが」
「今までに起こしたミスの損害を賠償してもらう」
「給料は払わない」

など暴言、脅迫の連発です。
こうなってしまった社長は誰にも止められません。また、自分の味方をしてくれる人もいません。
すぐに退職代行サービスに相談して、退職の話を進めてもらえるようお願いしました。

 

4.人事担当者に相談したけど、一向に話を聞いてくれなかった。

人事担当者に相談したけど、一向に話を聞いてくれなかった。

会社の就業規則に従って、退職の1か月以上前に退職の意思を伝えるために人事担当者に相談をしました。
最初は退職理由や手続きについての説明でやり取りをしました、人事部の責任者への報告が必要とのことで、その日は相談だけで終わりました。

ただ人事担当者と話ができたのはその時だけ。こちらから会いに行っても時間が取れない等の理由で面談はできず、メールをしても返信がありません。

辞めたいのに話が進まず、悩んだ結果、退職代行サービスへ相談することにしました。
退職代行サービスに相談、依頼をした後は話がスムーズに進み、無事に退職することができました。退職代行サービスに依頼して良かったです。
退職者が出ると人事担当者の評価が下がるという話を聞いたことがあります。相談した担当者は評価を気にして、こちらの相談を無視し続けたのかもしれません。

 

5.上司に辞めたいと伝えたら、退職の意思を握りつぶされた。

普段の上司は仕事の相談にも熱心に対応してくれる良い上司だと思っていました。辞める直前まで本当の上司の姿を知るまでは。
以前からチャレンジしたいことがあって「辞めることを考えている」と上司に相談しました。
上司は「もう少し頑張れば仕事に対する理解が深まって楽しくなってくる」「優秀な人材だから収入も上がる」「部長や社長にも相談するから待て」など熱心に対応してくれました。
しかし、2か月経っても了承を得ることができず、部長や社長からも退職に関する話はありません。上司に聞いても「上に相談中だ。悪いようにはしないからもう少し待て」との話のみ。
上司に任せるしかないと信用していましたが、偶然部長と同席することがあり退職したい旨を相談しているところであると告げたところ、「そんな話は聞いていない」と驚きの発言がありました。
部長や社長に相談することなく上司は自身のところで話を止め、退職の意思を握りつぶしていたのです。

上司は辞めさせないために説得するつもりだったそうです。それを知ってすぐに退職代行サービスへ依頼し、部長と話を進めてくれて退職できましたが、辞める権利を反故にされ2か月以上の時間を無駄にしてしまいました。

いずれも慰留ハラスメントの典型的な事例と言えます。
従業員が辞めたいと考えて、会社側にその意思を伝えることは従業員の権利として守られなければなりません。
現に辞める権利は法律で認められているものです。
これは退職代行サービスを利用しても同様に守られる権利です。

慰留ハラスメントはなぜ起こるのか

慰留ハラスメントはなぜ起こるのか

では、慰留ハラスメントはなぜ起きてしまうのでしょうか?

会社側の立場で考えると従業員が退職してしまうことは運営面でもマイナスになることは明白です。
慰留ハラスメントに至ってしまうほどの原因にはどのようなものがあるのでしょうか。
主に考えられる原因は以下の3つになります。

・労働力不足、人員不足を回避したい
・後任探しに必要な人的コストの増加や採用費の支出を防ぎたい
・新人の再教育には手間がかかる

会社側とすれば、どの観点から見ても従業員の退職は損失に繋がります。会社の運営状況が厳しい時は尚更に従業員の退職を防がなければなりません。
そのため、後任を探すよりも何とか残ってほしい、少なくとも会社が苦しい状況を脱するまでは退職を引き延ばしたいと考えるのです。
会社から慰留させることを強く命じられている上司や人事担当者でいれば、どのような手段でも慰留に努める人もいるでしょう。
慰留することに意地になってしまう、なんとか慰留しなければいけないという強すぎる使命感が慰留ハラスメントに発展しているようです。

 

辞めたいけど辞められない人のための慰留ハラスメント対処法

辞めたいけど辞められない人のための慰留ハラスメント対処法

1.退職の意思を明確に示す

「退職について相談したい」「辞めたいと思っている」など辞めたい意思が固まっていない姿勢を見せてしまうと、相手に「説得することができる」「まだ会社に残る余地がある」と思わせてしまいます。
明確に辞めることが決まっている、自分の意思は固いことを示すことが必須です。
ただ、強気すぎる態度は円満に退職できない可能性や慰留ハラスメントに繋がる危険性がありますので注意が必要です。

 

2.慰留できないと思われる退職理由を用意する

気分的に(なんとなく)辞めたい、今の仕事が合わないなど、会社が対処法を講じることができる退職理由では簡単に説得されてしまいます。相手と話をしている間に辞める理由がなくなってしまい会社に残ることになってしまったケースも多々あるようです。
相手から追及されないためには「慰留はできない」と相手に思わせる理由が必要です。

慰留が難しい理由の例としては、

・自分自身の健康上の理由により退職する
・家族の介護が必要なため退職する
キャリアアップのためにやりたいこと(今の会社では実現できないこと)を理由に退職する

いずれの理由も会社が責任を取ることができない、また代わりになることができない理由になります。
会社側としては慰留の余地がなく、退職を認めざるおえない状況になります。

 

3.自分から辞めたいとは言いづらい

上記1,2に当てはめることができない、または、会社の雰囲気から既に退職を認めてもらえそうにない、自分では辞めたいと言えない、即日退職したいなどの場合は退職代行サービスの利用をおすすめします。
紹介した実例にもあったように、退職することができない、慰留ハラスメントに遭っていて自分ではどうすることもできない状況でも、第三者が間に入る退職代行サービスであればスムーズに退職することが可能です。
退職代行サービスでは、様々な状況下や多種多様な会社へ退職代行サービスを実施しているため、退職するためのノウハウを多く蓄積しています。
悩んでしまう前に、辞めることを諦める前に、辞めたいけど辞められない時には、退職代行サービスに相談してみましょう。

【慰留ハラスメント】退職代行が教える辞めたい時の対処法まとめ

増加傾向にある慰留ハラスメントについて実例も踏まえて説明してきました。
一見、ハラスメントとは無縁そうに見える会社でも起きているのが慰留ハラスメントです。

従業員にとって会社を辞めることは、法的にも認められた権利の一つです。

会社側の考えや上司、人事担当者の立場に影響されて辞めたいという気持ちを強制的に打ち消すような行為があってはなりません。
辞めることは間違った行為ではないので堂々とすることも気構えとして大切であると言えるでしょう。

もし、慰留ハラスメントに遭ってしまって退職の話が進められない場合は、当事者以外の人や退職代行サービスに相談すると気持ちが楽になったり、退職を進めるきっかけになったりするでしょう。

 

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