【退職代行統計調査2023】職業別退職代行利用者ランキング!自分の仕事は何位?
退職代行サービスを使って仕事を辞めたいと考えた際に、円満に退職することができるか、退職代行サービスが会社側と揉めることにならないかなど不安に思う方は多いのではないでしょうか。
しかし自分自身で辞めたいと伝えた場合、どのような職業であっても仕事の進捗状況や職場の環境によって退職の可否は変わってきます。意を決して辞めたいと会社側に伝えても人員不足で退職を認めてもらえなかったという事例はよく聞く話です。
そのような時に利用されているのが退職代行サービスです。
それでは退職代行サービスを利用する方の職業はどのような職業が多いのでしょうか。
本記事は昨年、一昨年に続き、2022年1月~12月の1年間の退職代行サービス利用者で統計調査を行い「職業別退職代行サービス利用者ランキング」と題して、どのような職業の方が退職代行サービスをよく利用しているのかをランキング形式でご紹介します。ランキング上位の仕事に関しては、仕事の辛い点と辞めたいと感じた理由についても解説していきますので、ぜひご覧ください。
目次
職業別退職代行サービス利用者ランキング2023を発表
昨年度の職業別退職代行サービス利用者ランキングと同じく、男女別の退職代行サービス利用者ランキングとなっていますので、性別の違いによってどのような仕事がランキングされているのか、ご自身の仕事が何位にランキングされているのかも注目していただければと思います。
2022年1月~12月の職業別退職代行サービス利用者ランキングは以下のようになりました。
(職業別退職代行サービス利用者ランキング)
※退職代行サービス利用者統計調査期間:2022.01~2022.12
※調査対象:退職代行サービスを使って退職した利用者
<男性>
1位:建設・土木・現場作業 13.59%
2位:営業・企画 13.34%
3位:製造(工業製品) 9.51%
4位:配送・ドライバー 8.32%
5位:接客・販売(カフェ・飲食) 6.84%
6位:接客・販売(コンビニ・スーバー等の小売店) 4.08%
7位:製造(その他) 3.87%
8位:接客・販売(その他) 3.79%
9位:システムエンジニア 3.54%
10位:ピッキング・軽作業 3.54%
11位:事務 3.21%
12位:製造(食品) 3.09%
13位:介護士 2.97%
14位:調理師・栄養士 2.84%
15位:その他 17.46%
16位:コールセンター・テレアポ 1.89%
17位:接客サービス(クリーニング・ガソリンスタンド・警備員) 1.77%
18位:接客サービス(その他) 1.69%
19位:清掃・客室清掃 1.52%
20位:医療事務・医療関係 1.44%
21位:公務員 1.44%
22位:接客・販売(アパレル・家具店等の販売店) 1.44%
23位:接客サービス(パチンコ・カラオケ・その他レジャー) 1.24%
24位:講師・インストラクター 0.95%
25位:クリエイター・ライター 0.74%
26位:接客サービス(ブライダル・宿泊施設) 0.66%
27位:美容・エステ・ネイル 0.66%
28位:看護師 0.58%
29位:その他職業 0.45%
30位:その他教職員など 0.37%
31位:保育士 0.29%
32位:受付 0.21%
33位:動物看護 0.08%
34位:歯科助手・衛生士 0.04%
<女性>
1位:事務 11.79%
2位:接客・販売(カフェ・飲食) 8.67%
3位:介護士 6.90%
4位:保育士 5.75%
5位:接客・販売(コンビニ・スーバー等の小売店) 5.64%
6位:看護師 5.27%
7位:美容・エステ・ネイル 5.15%
8位:営業・企画 4.67%
9位:接客・販売(その他) 4.38%
10位:医療事務・医療関係 4.29%
11位:接客・販売(アパレル・家具店等の販売店) 3.78%
12位:コールセンター・テレアポ 3.55%
13位:製造(食品) 2.92%
14位:ピッキング・軽作業 2.80%
15位:歯科助手・衛生士 2.75%
16位:調理師・栄養士 2.46%
17位:接客サービス(その他) 1.95%
18位:製造(工業製品) 1.92%
19位:製造(その他) 1.60%
20位:清掃・客室清掃 1.46%
21位:受付 1.40%
22位:接客サービス(ブライダル・宿泊施設) 1.37%
23位:接客サービス(パチンコ・カラオケ・その他レジャー) 1.35%
24位:幼稚園教諭 1.14%
25位:システムエンジニア 1.12%
26位:配送・ドライバー 1.03%
27位:建設・土木・現場作業 1.00%
28位:講師・インストラクター 1.00%
29位:クリエイター・ライター 0.69%
30位:動物看護 0.60%
31位:その他教職員など 0.57%
33位:接客サービス(クリーニング・ガソリンスタンド・警備員) 0.49%
34位:公務員 0.34%
35位:その他職業 0.20%
退職代行サービス利用者の傾向は?
男性においては昨年、一昨年の退職代行サービス利用者ランキングに続き、「建設・土木・現場作業」「営業・企画」「製造(工業製品)」が職業別退職代行サービス利用者ランキングの上位を維持している状態です。
(昨年以前の職業別退職代行サービス利用者ランキングは下記からご参照ください)
【退職代行統計調査2021】職業別退職代行利用者ランキング!
【退職代行統計調査2020】ついに解禁!?退職代行職業別利用者ランキング!
2022年度は「営業・企画」に替わり「建設・土木・現場作業」が職業別退職代行サービス利用者ランキングの1位となりました。
屋外などの厳しい環境で危険を伴う仕事や人員不足による長時間労働などが原因で仕事を辞めたいと考え、退職代行サービスの利用が増加したようです。
女性においては昨年に続き「事務」が職業別退職代行サービス利用者ランキング1位となりましたが、「接客・販売(カフェ・飲食)」「介護士」の退職代行サービス利用者が増加しており、職場環境の厳しさやコロナなどの影響で退職代行サービスを利用する方が増えたのがうかがえる結果となりました。
仕事の特性上、コミュニケーションを多く取り合うことを要求されることもあり、その際の意見の対立やパワハラなどを含む不当な業務指示などから仕事を続けることに疑問を感じ、退職代行サービスを利用して辞めたいと思う人が年々増えているようです。
ランキング上位の職業で辛いと感じた仕事の特徴と仕事を辞めたい理由
職業別退職代行サービス利用者ランキング上位の職業で仕事をしている方々は、仕事のどのような部分に辛さを感じているのでしょうか。また、仕事を辞めたいと感じた理由はどこにあるのでしょうか。
今回の結果によって退職代行サービスを使ってすぐにでも退職したいと考えてしまう過酷な環境を垣間見ることができます。同じような環境で仕事をしている方は退職代行サービスの利用を検討することをおすすめします。
<男性>
ランキング1位:建設・土木・現場作業
(辛いと感じた仕事の特徴)
・現場によって仕事をする環境が大きく変わる
・職人気質が強く、見て覚えなければならない仕事が多い
(仕事を辞めたいと感じた理由)
・上司からのパワハラによる精神的ストレス
・長時間労働やサービス残業が多く、体力的に限界
・体力的、精神的にきついのと本気でやりたい仕事が見つかったから辞めたい
ランキング2位:営業・企画
(辛いと感じた仕事の特徴)
・根性論でノルマを設定されることがある
・自分の担当顧客の対応のために休日出勤することもあり、休みが少ない
(仕事を辞めたいと感じた理由)
・給与体系がインセンティブ制のため、収入が安定しない
・募集要項との実際の仕事内容に乖離が大き過ぎて会社に対しての信用が全くできない
・仕事の研修内容、社風や職場の雰囲気が合わない
ランキング3位:製造(工業製品)
(辛いと感じた仕事の特徴)
・ライン作業等の単純作業が多い
・危険な作業が多く、怪我などのリスクが伴う
(仕事を辞めたいと感じた理由)
・上司や先輩社員からのいじめがあり、すぐにでも辞めたい
・毎日同じ単純作業の繰り返しでやる気が保てず、仕事に魅力を感じない
・ミスができない環境で常に緊張して仕事をしているのに給与面など待遇が悪い
<女性>
ランキング1位:事務
(辛いと感じた仕事の特徴)
・PC作業が多く、肩こりなどで身体的にきつい
・業務のために覚えなければならないことが多い
(仕事を辞めたいと感じた理由)
・職場の人間関係の悩みや単純作業が多く仕事のやりがいを感じない
・本来の業務から逸脱した仕事を振られるため辞めたい
・仕事を教えてくれないのに、仕事ができないと人格否定を繰り返される
ランキング2位:接客・販売(カフェ・飲食)
(辛いと感じた仕事の特徴)
・シフト勤務のため生活ペースが乱れ、体調を崩しがち
・ピーク時に追い立てられるように給仕をしなくてはならない
(仕事を辞めたいと感じた理由)
・長時間の立ち仕事により、ぎっくり腰や持病の悪化につながった
・職位以上の業務を振られ、問題が発生した時は責任を追及される
・人員不足のため定時終了後でも残って仕事をすることを強要される
ランキング3位:介護士
(辛いと感じた仕事の特徴)
・日常的にパワハラやモラハラが横行している
・1人あたりの仕事量が多いのに給与が低い
(仕事を辞めたいと感じた理由)
・劣悪な労働環境により持病が悪化した
・体調不良で仕事をしては事故のリスクがあるのに、シフト勤務で休めない
・入所者の気分によって無視や暴言を繰り返され、精神的にきつい
ランキング上位の職業における辛いと感じた仕事の特徴と仕事を辞めたいと感じた理由を紹介しました。
ランキング上位の職業は人員不足などの理由による長時間労働や休日出勤、許容範囲以上の仕事量を要求されるといった体力的に継続して勤務ができない特徴と人間関係や給与面などの待遇に悩み、仕事を辞めたいと感じた精神的理由が目立っていると推察できます。
退職代行サービスを利用する方の中には、現在の仕事場がブラックな環境なため問題になる前に即日退職を希望して退職代行サービスを利用する方がいます。その一方で、仕事を辞めたいと思うほど辛い環境にいながらも我慢してしまい、肉体的にも精神的にも限界を迎えてから退職代行サービスを利用する方がいます。現在就いている仕事の中でランキング上位の職業と同じような、特徴や辞めたいと感じた理由が見受けられた場合は、限界を迎える前に退職代行サービスの利用を検討すべきかもしれません。
退職代行サービスの中には多くの退職代行実績を持ち、ブラックな環境でも退職することができるノウハウを有している退職代行サービスもあります。24時間の無料相談が可能であったり、転職サポートを受けられたり様々なサポートを提供している退職代行サービスもあるので、自身に合った退職代行サービスを探してみるのも良いでしょう。
(ここでの退職代行サービスとは、「わたしNEXT<女性の退職代行>」「男の退職代行」を想定しています)
【退職代行統計調査2023】仕事別退職代行利用者ランキングのまとめ
ここまで2022年度の職業別退職代行サービス利用者ランキングを紹介し、上位にランキングされている職業の辛いと感じた仕事の特徴と辞めたいと感じた理由についても紹介してきました。
毎年ランキング形式で退職代行サービスの利用者動向を調査することで、退職代行サービスが求められる環境が浮き彫りになってきています。今回の職業別退職代行サービス利用者ランキングでも述べた通り、ブラックな環境で仕事をしていることに気づいた段階で退職代行サービスの利用を検討すべきです。
また、仕事を辞めたいと考えている、人間関係などの影響で辞めたいけど「辞めたい」と言葉に出すことができない場合でも退職代行サービスを利用することは間違いではありません。
退職代行サービスは仕事を辞めたいと悩む人にとって助けになるサービスです。仕事をしていると退職代行サービスに相談する時間がない、辞めたいけど初めての退職でどうすれば良いかわからないといった方でも、退職代行サービスは様々なサポート体制で悩みに答えてくれるでしょう。
どんな仕事の悩みでも退職代行サービスは力になってくれますので、まずは相談することから始めてみましょう。
「退職代行サービス」の利用について
「わたしNEXT<女性の退職代行>」「男の退職代行」では、自分では言いにくい「辞めさせてほしい」を自分で言わなくても代行して伝えてくれる「退職代行サービス」を提供しています。
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「わたしNEXT<女性の退職代行>」「男の退職代行」の退職代行サービスは、退職成功率100%、即日当日退職可能、ご相談無料(LINE、メール、電話)、転職成功への近道である転職サポートも無料でご利用いただけます。
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