業務請負契約とは
業務請負契約(ぎょうむうけおいけいやく)とは、業務委託契約による契約形態の一つです。
業務の請負人が請け負った仕事を納品もしくは完成させることで、注文者から納品完了もしくは完成させることの対価として報酬を受け取る契約のことを指します。
業務請負契約を含む業務委託契約は以下の3つに大別されます。
・業務請負契約:仕事の完成が必須で、完成できなければ報酬は支払われない契約。業務請負契約の例としては、建設工事、ソフトウェアの開発、ホームページの制作などがあります。
・委任契約:法律業務を伴う業務を遂行することに対して報酬を支払う契約。弁護士、税理士等の士業の仕事がこれに該当し成果は報酬の対象に含まれません。
・準委任契約:依頼を受けた業務を行うことに対する報酬が支払われますが、契約内容のうち法律行為を伴わない労働に対して報酬が発生するもの。
業務請負契約によるメリットとしては、以下の内容が挙げられます。
・実力次第で高収入が得られる
・ストレスのない生活を送りやすい
・自身のペースで仕事ができる
自身の得意な仕事内容を選んで請け負うことが可能であるため、不得意な業務ややりたくない業務を避けて仕事をすることができます。
一方で、業務請負契約のデメリットには以下のものが挙げられます。
業務請負契約は成果を出すことで報酬を得ることができますが、成果を出すことができなければ報酬を得ることができないことがデメリットになります。
また、業務請負契約に際し、契約書の作成が法律で義務付けられているわけではありませんが、契約トラブルを予防・解決する観点から契約を結ぶ場合は、契約書を必ず作成しておく必要があります。作成していなかったことで業務請負契約を解除する際にトラブルになる場合もあります。
業務請負契約を結ぶ時に契約書を取り交わしていても、契約解除を進める際に「契約解除を認めてくれない」「解除するまで2か月先の期日じゃないと解除できない」といったトラブルになる事例も起きています。トラブルになったことで即日退職するために退職代行サービスへ相談する方もいます。
退職代行サービスとは、退職を希望する方に代わって退職意思を会社側に伝え、即日退職することができ点が特徴であるサービスを指します。
ただ業務請負契約は一般的な雇用契約とは異なり契約解除を行う必要があるため、退職代行サービスの中でも業務請負契約に関する退職代行を取り扱うことができる退職代行事業者は労働組合や弁護士に限られています。
民間企業により運営されている退職代行サービスでは会社側と交渉することが非弁行為となり、交渉することは法的に禁止されているので依頼する際には注意が必要です。
加えて、即日退職するために退職代行サービスに業務請負契約の解除を依頼する際には退職代行サービスの依頼料金が通常の退職代行とは異なる場合もあります。料金について退職代行サービス側に事前に確認していなかったことでトラブルになるケースや思っていたよりも高額な料金になり後悔するといったケースも起きています。
退職代行サービスについては「【図解】退職代行とは?今話題の退職代行サービスの疑問やメリットを徹底検証!」または「退職代行サービスとは。意味(退職代行の辞書)」をご参照ください。
≫ 退職代行サービスや退職に関する用語を調べるなら「退職代行の辞書」
「退職代行サービス」の利用について
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