コロナ禍の救世主が退職代行サービス!?なんじゃそりゃの件

新型コロナウイルスにより、感染の拡大や生活環境一変の影響で様々なところで不安が広がっています。
仕事環境や勤務への影響も大きく、テレワークや自宅待機だけでなく、出勤停止によって収入面などを含めた生活への不安も大きいようです。

そのような「コロナ禍（ころなか）」と言われる状況が進む中、新型コロナウイルスの影響により精神的な不安から退職を考え、退職代行サービスへ相談する人が増えています。

ここではコロナ禍の意味についての説明や、コロナ禍で不安が広がる状況の中、退職代行サービス利用者の心境にも変化が表れている点に触れ、退職や転職への不安や心境の変化など、実際に退職代行サービスへ相談された方の実例を含め、新型コロナウイルスによる退職や転職への影響、退職代行サービスが期待されている理由について記載していきます。

「コロナ禍」って何？

まずは「コロナ禍」とは何かについて説明していきます。

コロナ禍（ころなか）
いわゆる新型コロナウイルス感染症（COVID-19）が招いた危機的・災厄的な状況のこと。社会的・政治的・経済的な、混乱・不安・損失などを総称した言い方。
引用元：weblio

「禍」は（わざわい）とも読むそうです。
災（わざわい）は天災や天変地異など、自分では防衛・回避することが困難な被害を指し、禍は人為的な対応策によって食い止めることができる被害を指すそうです。

コロナ禍は、「新型コロナウイルスの感染拡大による危機・被害の最中」と認識することができます。人為的に防衛できることを考えるとメディアから注意喚起の情報が多く流れてくる理由も納得できます。
また、自分自身の防衛策で感染のリスクをコントロールできることがわかると、多少なりとも不安がやわらぐことを感じられると思います。

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コロナ禍の不安が退職や転職にも大きく影響！？

コロナ禍によって、社会的にも経済的にも影響が出ていることで我々の生活環境にも影響が出ています。新型コロナウイルスによる自粛生活だけでなく、退職や転職にも影響が出ているようです。

現在のコロナ禍で、退職への不安を抱いて退職代行サービスを依頼する人の退職理由に新型コロナウイルスに関連したハラスメント（コロナハラスメント）を理由として退職を希望している人が増えています。
体調不良で休んでしまい、職場に復帰したところ「コロナじゃないのか」「コロナが伝染ったら責任取ってくれるか」など根拠のない誹謗中傷が社内で広まり、職場にいづらくなってしまった男性社員、若い人は感染率や死亡率が低いからという理由で都市圏への出張を命じられた新入社員、除菌スプレーをかけられた女性アルバイトなど、新型コロナウイルスをきっかけにハラスメントが発生し、退職代行サービスに相談する事例が増加しています。

新型コロナウイルスに関連していますが、配慮に欠けた言動が事の発端になっています。未知のウイルスによる様々なストレスからくる言動なのかもしれませんが、それぞれが思いやりを持って行動する必要があると言えます。

転職についても影響が出ています。人事担当者もテレワーク等で出勤日数が減ったことで採用までの選考期間が通常よりも長引いています。またWEB面接や電話面接も増加傾向にあるようです。
なによりも企業の収益に影響が出ていることから、採用活動をしている企業自体が大幅に減少し、多くの企業が採用を見合わせています。
つい最近までは求人募集企業が多い中、求職者の数が少なかったため完全な売り手市場でしたが、新型コロナウイルスのコロナ禍によってその状況が一変しています。
そのような先行きが不安な中にあって、退職はしたいけれども転職先が見つかるかどうかを心配し、転職を躊躇している人も増えてきているようです。
また、一方では新型コロナウイルスが首都圏を中心に感染拡大したことを受けて、地方への転職を希望する人が増えているとのニュースも出ています。
悪いことばかりではありませんが、コロナ禍で退職や転職市場にも大きな変化が起きているのは間違いないようです。

これからどうなる、退職代行サービス

自粛ムードや新しい生活様式への移行、社会や経済への影響によってどのように変わっていくのか予想が難しい状況です。しかし、急激な変化や自粛生活、経済的な不安、コロナハラスメントなどによって疲れてしまい、精神的に病んできている人が増えてきているのも事実です。

また、テレワークをしている人が通常勤務（通勤）に戻されることによって、通勤ラッシュや上司と顔を合わせて仕事をしなければいけなくなるなど、テレワークの気軽さの反動によってそれらが大きなストレスとなり、「テレワークでなくなるなら退職代行サービスを利用して退職したい」という人も増えて行くことが考えられます。
実際、テレワークや自宅勤務になったことで仕事に対する価値観に変化が起き、今の仕事ではダメだと気付いて退職代行サービスを使って退職する人たちも出てきています。

今後も、コロナハラスメントを受けている人、今の仕事の先行きに不安を抱えている人、テレワークを解除される人などは退職や転職を考える傾向が強まることが予想され、同時に退職代行サービスの利用者も増えていくことになるでしょう。

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まとめ

新型コロナウイルスの感染拡大によって、よく耳にするようになった「コロナ禍」について、そのコロナ禍で影響を受けている退職代行サービスの今とこれからについて説明してきました。

業種や企業によって働く環境が以前に戻るところもあれば、新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに新しい働き方に移行していくところもあるかと思います。今の生活とのギャップに疲れてしまい退職や転職を考える時が出てくることでしょう。退職代行サービスがそのような時に活用できる選択肢の一つとなる日も近いかもしれません。

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