うつ病での退職は診断書が必要？退職代行なら診断書なしで即日退職！

うつ病とは近年発症が増えている心の病気です。
発症すると日常生活や仕事に支障をきたすようになり、現在勤めている会社を休職もしくは退職することを考える方も非常に多いようです。

なかには休職や退職の手続きを進めることがままならず、会社とのやり取りを退職代行サービスへ依頼するケースも増えています。
退職の手続きをするうえで診断書を求められることもあり、提出が本当に必要なのか疑問に思う方も少なくありません。

この記事では、うつ病での退職に診断書が必須なのか、また無理せず退職すべき理由や即日退職できる退職代行サービスについて解説していますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

1 うつ病になったらどうなる？無理をせずに退職するべき理由
2 うつ病で退職の話ができないときは退職代行を利用しよう
3 退職代行サービスを利用してもうつ病などの診断書の提出は必要？
4 うつ病でも退職代行サービスで即日退職！退職に成功した体験談を紹介
5 うつ病での退職は退職代行なら診断書なしで即日退職まとめ

うつ病になったらどうなる？無理をせずに退職するべき理由

うつ病が起こるメカニズムはまだ明確ではありません。

昔から「怠け病」「やる気がないだけ」とされてきたうつ病ですが、最近は研究が進み、発症に至るいくつかの仮説が主張されています。
最も有力なのは神経伝達物質の欠乏だといわれています。

過剰な労働、パワハラなどによるストレスが原因となり神経伝達物質が減少した結果、不眠、気分の落ち込みなどが症状として現れるとされています。

神経伝達物質の減少が原因と考えられているため、本人のやる気や気合いの足りなさが原因ではありません。

うつ病の治療はまず、ストレス源から離れ、ゆっくり休むことが大事とされています。
加えて抗うつ剤などの薬物治療を施されることが一般的です。

会社に戻れるのか不安になることも多いと思いますが、十分な休息なくてはうつ病の寛解（かんかい。症状や異常が出なくなった状態）は見込めません。
無理に復職しようとしても短期間で再発する可能性が高いのです。

うつ病になってしまったら、無理せず一度退職を検討して、ゆっくり治療に専念することが結果的にうつ病から早く立ち直る近道となります。

ではうつ病が原因で退職手続きなどを自身で進めることが難しい場合はどうすればいいのでしょうか。

うつ病で退職の話ができないときは退職代行を利用しよう

うつ病により退職手続きを進められず悩んでいる方は、即日退職可能な退職代行サービスを利用することをおすすめします。

退職代行サービスは、退職希望者に代わって退職の意思表示、会社との退職手続きを確認してくれる便利なサービスです。
これまでもうつ病に悩んだ多くの人が退職代行サービスを利用し、即日退職を実現しています。

うつ病の場合、気持ちの浮き沈みなどの影響で退職に伴う要望を伝えることや手続きの確認をすることが難しい場合もあります。
ここでは退職をスムーズに進めるため、うつ病の方が退職代行サービスを使うメリットについて解説していきたいと思います。

即日会社に行かなくて良い（即日退職が可能）

退職代行サービスの一番のメリットは即日退職、つまり依頼したその日から会社に行く必要がなく退職することが可能である点です。
言い出しづらい退職の意思を会社側に伝え、面倒な退職手続きについて確認してくれます。

うつ病の症状には意欲、気力の減退があり、その状態で退職の意思を切り出すことは非常に困難となります。
退職代行サービスに依頼することで会社に出向かずして即日退職が可能になるため、退職代行サービスはうつ病の方には非常にメリットとなるサービスなのです。

トラブル無く退職できる

うつ病は誰しもが発症する可能性があり、突然発症するため、会社の業務が滞ったままになる可能性があります。
業務の停滞を理由に、余裕のないブラック企業の場合は損害賠償を請求することもまれにあるようです。

しかし、損害賠償請求は言いがかりの域を出ないものがほとんどで、法的根拠のないものが多いのが現状です。
自分で対応した場合、お互いが感情的になることも多く、トラブルになるケースが多いのが実情ですが、退職代行サービスに依頼した場合は第三者である退職代行サービスが間に入るため感情的になりにくく、また法律に則って退職代行をするため、根拠の無い損害賠償をされるようなことはまずありません。

そのため、退職代行サービスに依頼することでトラブルを回避した退職をすることが可能になります。

自分の要求を代わりに伝えてくれる

退職代行サービスは、有給消化をしてから退職したいなどの会社に対する要求を退職希望者に代わって会社に伝達することができます。
近年増えているブラック企業など、コンプライアンス意識の希薄な企業は有給休暇取得を認めない傾向があり、消化することなく蓄積している場合があります。

有給休暇は法律で定められた従業員の権利であり、その行使を会社側は基本的に拒むことはできません。
退職時に消化したいけど言い出しづらい。

そんな時は退職代行サービスに依頼することで、有給休暇を全消化することが可能です。

その他、退職後に必要な書類の発行や私物の回収などの要望も伝えることができます。

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退職代行サービスを利用してもうつ病などの診断書の提出は必要？

ここまでで退職代行サービスを利用することで様々なメリットがあることがわかりました。
ここで問題になるのが、退職代行サービスを利用しても診断書の提出は必要なのかということです。
結論を言うと、うつ病を退職理由として退職する場合でも診断書の提出は必ずしも必要ではありません。

民法にはやむを得ない理由による雇用の解除という条項があり、体の障害や病気を理由に雇用契約の解除が可能であることが記載されています。
診断書が必要であるとの記載は無いため、うつ病での即日退職に診断書の提出は必要とされません。
しかし、診断書があるとより確実に退職可能となりますので、比較的余裕がある場合は診断書を用意しておくと良いでしょう。

しかし休職して傷病手当金を受け取る場合には、診断書が必要になることが多いです。
傷病手当金申請書に医師の意見を記入する欄があり、会社がその欄を確認し従業員の病状を判断します。
加えて、診断書を求めることが一般的であるため、傷病手当金を受け取る場合には診断書はほぼ必要であると考えられますので注意しましょう。

退職代行サービスを利用することでうつ病で即日退職することは可能であり、診断書は必ずしも必要ではありません。
一方、傷病手当金を受給する場合は必要となるので、必要に応じて準備しましょう。