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退職届とは。意味

退職代行の辞書

退職届とは。

退職届(たいしょくとどけ)とは、自分の退職の意志を会社に届け出る書類のことを指します。

 

退職願は会社を辞める=退職することについて、会社側に願い出て合意してもらう為の書類ですので、状況によっては会社に受理してもらえない可能性もあります。

それに対し退職届は退職願と1文字違いですが、自らの退職の意志を会社へ伝えるためのものであり、退職届を一度会社に提出すると原則撤回することができませんが会社も拒むことが難しくなります。

 

退職届は、労働基準法では退職の意志を伝えるのに決められたルールはありませんので、口頭やライン・メールなどで伝えても良いとされています。しかし口頭やライン・メールなどでの退職の申し出は、言った・言わない、見た・見ていない、と会社側とトラブルになりかねないため、会社を辞める際は自分を守る意味でも書面で退職届を提出することが重要です。

また、会社側は労働基準法に基づき、退職関係の書類を退職した日から3年間保管しなければなりませんので、会社を辞める際には退職届を文書で提出しましょう。

 

退職届には○年○月○日付で退職します。と言い切った形で退職の日付を記入しますが、この退職届の退職日が今後、会社から受け取る退職に関わる全ての書類に明記されるので、何日付で会社を辞めるのかをしっかりと確認しましょう。

退職届は退職願と同様に会社指定の様式で提出を求める会社もあるので、これから会社を辞める退職予定者は会社規定や就業規則を閲覧し、どの様式で会社に提出したら受理されるのかを事前に把握しておく必要があります。会社からの退職届の指定様式がとくに無い場合、退職届は手書きでもパソコンで作成しても良いので、自分で作成しやすい方を選びます(インターネット上でも退職届のテンプレートがありますのでそちらを利用しても問題ありません)

 

退職代行サービスでは、退職届を会社に提出する前に会社へ退職の意思を伝え、その後の退職手続きをどのように進めればいいかを会社へ確認してくれます。

そのため、退職代行サービスに退職の依頼をした場合には、退職届は退職代行サービスの後に会社へ提出することになります。
提出の方法は退職代行サービスから会社へ確認してもらいますが、会社へ提出しに行くことは難しい状況がほとんどですので、郵送で送付することになります。

郵送する場合は、どのような文書を誰から誰にいつ出したのかを郵便局で証明してくれる内容証明郵便(文書を送付したことを第三者に証明してもらえる郵便)が最も良いのですが、特に会社から指定されていない場合は普通郵便でも問題ないでしょう。

 

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