【退職代行統計調査2023】退職理由ランキング!退職代行利用者の本音が聞きたい!
近年、退職代行サービスの利用が増加しています。利用者が増加している背景には、仕事を辞める際に自分自身で退職を伝えることが難しい等、退職代行サービスが使われる理由が存在しているのです。
本記事では、昨年、一昨年に引き続き退職代行サービス利用者の統計調査を行い、退職代行サービス利用者が仕事を辞める時の退職理由をランキング形式で紹介し、退職代行サービスを使って退職した方の抱える本音を探ります。
この退職代行サービス統計調査による退職理由ランキングを通じて、退職代行サービスがどのような退職理由で使われたのか、そして仕事を辞める際の退職理由のランキングにどのような傾向があるのかを詳しく分析していきます。退職理由ランキングを詳しく分析することで、退職代行サービスがどのような状況で使われたかの理解が深まれば幸いです。
(前回、前々回のランキングは下記からご参照ください)
【退職代行統計調査2020】必見!退職代行で使われる退職理由ランキング
【退職代行統計調査2021】知りたい!退職代行利用者の退職理由ランキング
目次
退職理由ランキング2023・退職代行サービスで仕事を辞める人の退職理由で最も多い理由は?
年間を通じて集計した退職代行サービス利用者のデータに基づき、退職代行サービス利用者の退職理由をランキングで紹介します。このランキングは、実際に退職代行サービスを使われた人々のアンケートをもとに作成され、男性と女性別にランキングしています。
※退職代行サービス利用者統計調査の集計期間:2022年1月~2022年12月
※調査対象:実際の退職代行サービス利用者
<男性退職代行サービス利用者の退職理由ランキング>
1位:精神的にきつい 22.03%
2位:体調不良(精神的) 20.51%
3位:パワハラ 8.69%
4位:人間関係がつらい 6.67%
5位:他にやりたいことを見つけた 6.14%
6位:労働条件が不満 5.07%
7位:体調不良(肉体的) 4.12%
8位:仕事についていけない 3.42%
9位:給料が不満 3.38%
10位:自分の能力を活かせない・仕事に向いていない 3.21%
10位:体力的にきつい 3.21%
12位:仕事がつまらない(興味が持てない) 3.09%
13位:会社への将来の不安 2.51%
14位:社風が合わない 2.47%
15位:やる気がなくなった 2.31%
16位:その他ハラスメント 0.99%
16位:介護・看護 0.99%
18位:実家を継ぐ 0.62%
19位:その他 0.25%
20位:出産・育児 0.16%
21位:会社都合 0.12%
22位:セクハラ 0.04%
<女性退職代行サービス利用者の退職理由ランキング>
1位 体調不良(精神的) 25.73%
2位 精神的にきつい 21.55%
3位 人間関係がつらい 9.07%
4位 パワハラ 7.38%
5位 体調不良(肉体的) 4.95%
6位 労働条件が不満 4.01%
7位 自分の能力を活かせない・仕事に向いていない 3.81%
8位 仕事についていけない 3.49%
9位 他にやりたいことを見つけた 3.38%
10位 社風が合わない 3.29%
11位 体力的にきつい 2.69%
12位 給料が不満 1.97%
13位 やる気がなくなった 1.83%
14位 仕事がつまらない(興味が持てない)1.72%
15位 会社への将来の不安 1.52%
16位 介護・看護 1.03%
17位 その他ハラスメント 0.94%
18位 セクハラ 0.63%
19位 出産・育児 0.52%
20位 実家を継ぐ 0.17%
21位 会社都合 0.14%
21位 結婚 0.14%
23位 その他 0.03%
男性の退職代行サービス利用者において、仕事を辞める最も多い退職理由は「精神的にきつい」となっており、22.03%がその理由で退職代行サービスを利用しています。次に多いのは「体調不良(精神的)」で、20.51%がこの理由で退職代行サービスを使われたようです。ランキング上位の退職理由は精神的なものであることが特徴的です。
女性の退職代行サービス利用者でも、精神的な退職理由が上位を占めています。1位は「体調不良(精神的)」で25.73%、「精神的にきつい」で21.55%が退職代行サービスを利用されています。様々な環境によって精神的に追い込まれた、疲弊してしまったことが理由で退職代行サービスを利用して仕事を辞める道を選択しています。
退職代行利用者が最も多く抱える退職理由とその背後にある仕事を辞める事情
退職代行サービスを使われた男女の共通の退職理由は、「精神的にきつい」「体調不良(精神的)」が上位にランクインしていることがわかります。また、退職代行サービス利用者は男女ともに、ランキングの中盤には「労働条件が不満」や「自分の能力を活かせない・仕事に向いていない」などの理由が挙げられています。
退職代行サービスを使われた人々の退職理由を詳しく見てみると、仕事環境の改善が求められていることが分かります。会社側は従業員のメンタルヘルスや労働条件に目を向け、退職代行サービスを使われることをきっかけに働きやすい環境を整備することが重要です。退職代行サービスを使い仕事を辞める人々の声に耳を傾け、改善策を考えることで、より良い職場が実現できるでしょう。
退職代行サービス利用者のランキングから、パワハラやハラスメントも仕事を辞める退職理由としてランキングの割合を大きく占めていることが分かります。会社は従業員に対するハラスメント教育や被害相談窓口の設置など、ハラスメント対策にも力を入れるべきです。退職代行サービスが使われた退職理由として上位にランキングされていますので、徹底した対策を行うことが求められます。
例えば、メンタルヘルス対策やハラスメント防止策の強化、労働条件の見直し、職場環境の改善などが考えられます。また、退職代行サービスを利用する前に、労働者が気軽に相談できる窓口を設けることも、退職理由の解決に繋がるでしょう。
ランキング上位となった退職理由のように精神的に厳しい場合、退職代行サービスは大きな力になります。
退職代行サービスはどのような退職理由でも仕事を辞める退職希望者の要望に合わせて、退職の意思を会社に伝えてくれます。退職代行サービスによっては即日退職することも可能なので、精神的に辛いと感じたら無理をせず相談してみると良いでしょう。
相談は無料で24時間対応しているため、気になった時にLINEなどですぐ相談することができます。退職代行サービスを利用することが決まれば仕事を辞めることで会社側と直接やり取りをすることがなくなるため、精神的にも楽になります。ご自身が退職理由ランキングに当てはまる状況にいる場合は、退職代行サービスの利用を検討してみてもいいかもしれません。
(こちらで想定してる退職代行サービス事業者は「わたしNEXT<女性の退職代行>」「男の退職代行」になります。全ての退職代行サービス事業者が同じサービス内容ではありませんのでご留意ください。)
【退職理由ランキング】退職代行利用者の本音まとめ
2023年度の退職代行統計調査をもとに、退職代行サービスで仕事を辞める際に多く使われる退職理由をランキング形式で紹介してきました。
退職代行サービスを使われた利用者の退職理由ランキングを分析した結果、精神的な負担や体調不良(精神的)が共通の退職理由として上位にランキングされています。退職代行サービスが使われる背景から企業側は、仕事環境の改善が求められることが明らかになりました。
精神的な負担が大きい労働環境の場合、その負担に耐えられなくなる前に退職代行サービスを利用する必要があるかもしれません。
なぜなら会社側が改善してくれることを待っても改善されない場合があるからです。従業員として会社に所属している以上は守られる存在であるべきですが、場合によっては自分の身は自分で守る必要があります。
今回のランキングで紹介した、退職代行サービスで仕事を辞める際に使われた退職理由から見ても自分で身を守らなければならない状況になり、退職代行サービスで仕事を辞める事態になっています。
周りの目が気になり退職代行サービスを使うことに躊躇されることもあると思いますが、本当につらく、誰も助けてくれないような状況の時は我慢せず勇気を出して退職代行サービスへ問い合わせし、次の一歩を考えることをおすすめします。
「退職代行サービス」の利用について
「わたしNEXT<女性の退職代行>」「男の退職代行」では、自分では言いにくい「辞めさせてほしい」を自分で言わなくても代行して伝えてくれる「退職代行サービス」を提供しています。
退職代行サービスは、会社に行かずに誰とも会わず連絡もせずに退職できるのも大きなメリット。退職手続きについてもサポートしますのでどうしていいかよくわからなくてもお任せいただけます。
「わたしNEXT<女性の退職代行>」「男の退職代行」の退職代行サービスは、退職成功率100%、即日当日退職可能、ご相談無料(LINE、メール、電話)、転職成功への近道である転職サポートも無料でご利用いただけます。
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