自己都合退職とは。
自己都合退職(じこつごうたいしょく)とは、転職や結婚、転居など、労働者が自身の意思や都合で会社を辞めることを指します。
退職代行サービスを利用して会社を辞める場合、ほとんどの方が自己都合退職での退職となります。
会社を辞める場合、自己都合退職と会社都合退職に分類され、自己都合退職となる場合の主な退職理由は下記になります。
①転職または起業する。
②結婚を機に仕事を辞める。
③出産、育児を機に仕事を辞める。
④転居に伴って継続して通勤することが困難なため退職する。
⑤家族の介護、看護により現在の雇用条件で勤務することが難しいため。
⑥学業などに専念するために退職。
⑦懲戒解雇により退職する。
②~⑥に関しては自己の意思・理由による退職になるため自己都合退職になります。
⑦の懲戒解雇は会社側の判断によって懲戒解雇の処分が下されるが、従業員が法令や就業規則を違反したことで下される処分のため、自己都合退職に分類されます。
①の転職または起業については、自分の進みたい道や人生設計などの考えによって転職や起業・独立・開業を決意する人と、職場の環境や人間関係、雇用条件に悩んだ末に会社を辞めることを選択し転職する人がいます。
前者については自己の意思による退職のため自己都合退職に分類され、後者に関しても基本的には自己都合退職となりますが、酷いハラスメント等によってうつ病になったなど、以下のような状況によっては会社都合退職になる場合もあります。
A. セクハラ・パワハラなどのハラスメントによる職場環境の悪化で辞める。
B. 他の従業員からのイジメが理由で辞めるしかなかった。
C. 給与などの雇用条件に関して、入社前に聞いていた内容と著しく異なっていた。
事実を確認できる証拠などの提示が必要な場合もあるため、どのようなケースにも該当するわけではないので注意が必要ですが、上記の理由によって会社を辞める場合は会社都合退職になる可能性があります。
退職代行サービスを利用する際は、自己の意思・理由により自己都合退職に分類されます。
(詳細については、記事「退職代行って転職に影響するの?3つの疑問にバシッと回答」参照)
しかし、先にも説明した通り、状況によっては会社都合退職となる場合もあるため、退職代行サービスに状況を説明し、どちらに分類されるか会社に確認してもらいましょう。
また、転職する際、履歴書に記載する内容が自己都合と会社都合では異なるためどちらに分類されるか把握しておく必要がある点と、会社都合退職で辞める場合、転職活動をする際に転職先の採用担当者によってはネガティブな印象(会社からクビにされたのではないか、等)を持たれるケースもあるため注意が必要です。
退職代行サービスについては「【図解】退職代行とは?今話題の退職代行サービスの疑問やメリットを徹底検証!」または「退職代行サービスとは。意味(退職代行の辞書)」をご参照ください。
≫ 退職代行サービスや退職に関する用語を調べるなら「退職代行の辞書」
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