【退職代行統計調査2021】職業別退職代行利用者ランキング！

退職代行サービスを利用する人のほとんどがサービスを初めて利用する方々だといわれています。
初めて退職代行サービスを利用するとき、どの退職代行サービスを利用すればいいのか、無事に退職することはできるのかなど、考えることが多くあります。
中には、口コミランキングや評判サイトをたくさん検索し、失敗や後悔しないための退職代行サービス探しに注力する方もいることでしょう。

その時に、「自分と同じ職種の人はどのくらい退職代行サービスを利用しているのか」が気になる方も多いのではないでしょうか。
色々と情報を見ていく中で実際に利用した人の口コミを見たときに、自分と同じ職種だと安心しますよね。

ここでは「職業別退職代行サービス利用者ランキング」と題して、実際に退職代行サービスを利用した人の職業をランキングにしました。
ご自身の職業はどのあたりにランキングされているのか、ぜひご覧ください。

退職代行サービス職業別利用者ランキング2021

以下が2021年度退職代行サービス職業別利用者ランキングです。
男女別のランキングとなっていますので、どのような違いがあるのかも注目してみてください。

退職代行サービス職業別利用者ランキング

※退職代行サービス利用者統計調査期間：2020.06～2021.04
※調査対象：実際に退職代行サービスを利用した利用者

＜男性＞

1位： 営業・企画 16.2%
2位： 建設・土木・現場作業 10.2%
3位： 製造（工業製品） 8.0%
4位： 配送・ドライバー 7.8%
5位： 接客・販売（コンビニ・スーバー等の小売店） 5.8%
6位： 製造（その他） 5.8%
7位： 接客・販売（カフェ・飲食） 5.6%
8位： システムエンジニア 4.6%
9位： 接客・販売（その他） 4.2%
10位： 事務 3.5%
11位： 接客サービス（クリーニング・ガソリンスタンド・警備員） 3.3%
12位： ピッキング・軽作業 2.9%
13位： 介護士 2.7%
14位： コールセンター・テレアポ 2.7%
15位： クリエイター・ライター 2.6%
16位： 製造（食品） 2.6%
17位： 清掃・客室清掃 1.8%
18位： 調理師・栄養士 1.3%
19位： 接客・販売（アパレル・家具店等の販売店） 1.3%
20位： 接客サービス（パチンコ・カラオケ・その他レジャー） 0.9%
21位： 講師・インストラクター 0.9%
22位： その他教職員など 0.7%
23位： その他 0.7%
24位： 接客サービス（その他） 0.7%
25位： 看護師 0.5%
26位： 接客サービス（ブライダル・宿泊施設） 0.5%
27位： 公務員 0.5%
28位： 医療事務・医療関係 0.5%
29位： 保育士 0.4%
30位： 美容・エステ・ネイル 0.2%
31位： 動物看護 0.2%
32位： 歯科助手・衛生士 0.2%

＜女性＞

1位： 事務 13.7%
2位： 保育士 7.4%
3位： 接客・販売（カフェ・飲食） 7.4%
4位： 介護士 6.7%
5位： 営業・企画 5.7%
6位： 接客・販売（コンビニ・スーバー等の小売店） 5.6%
7位： 医療事務・医療関係 5.4%
8位： 美容・エステ・ネイル 4.4%
9位： 看護師 4.2%
10位： 接客・販売（その他） 4.1%
11位： コールセンター・テレアポ 3.8%
12位： 接客・販売（アパレル・家具店等の販売店） 3.7%
13位： 調理師・栄養士 3.7%
14位： ピッキング・軽作業 3.0%
15位： 製造（食品） 2.4%
16位： 歯科助手・衛生士 2.2%
17位： その他教職員など 1.7%
18位： 製造（工業製品） 1.5%
19位： 配送・ドライバー 1.4%
20位： 清掃・客室清掃 1.3%
21位： 接客サービス（パチンコ・カラオケ・その他レジャー） 1.3%
22位： 接客サービス（ブライダル・宿泊施設） 1.2%
23位： 幼稚園教諭 1.1%
24位： クリエイター・ライター 1.1%
25位： 接客サービス（その他） 1.0%
26位： システムエンジニア 1.0%
27位： 受付 1.0%
28位： 接客サービス（クリーニング・ガソリンスタンド・警備員） 0.6%
29位： 製造（その他） 0.6%
30位： 動物看護 0.5%
31位： その他 0.5%
32位： 建設・土木・現場作業 0.4%
33位： 講師・インストラクター 0.4%
34位： 公務員 0.1%

利用者の傾向

男性においては昨年の統計調査に続いて「営業・企画」「建設・土木・現場作業」「製造（工業製品）」が上位をキープしています。
（昨年の統計調査結果は【退職代行統計調査2020】ついに解禁!?退職代行職業別利用者ランキング！参照）
体力的に厳しい環境での職業であり、毎月のノルマ、迫りくる納期など精神面でも厳しい環境なのではないかと思います。

女性の場合、昨年に続き「事務」が1位をキープしましたが、今回ランキングに急上昇してきたのが「保育士」です。
「幼稚園教諭」「その他教職員」と合わせると10.2％と急激に増加していることがわかります。
ニュースにも取り上げられていたように、職場での重労働や人間関係が大きく影響しているようで、退職代行サービスを利用される方も増えています。

退職代行サービス利用者の職業別の退職理由は？

ランキングの上位に入った職業の方々は一体どのような退職理由で退職代行サービスを利用したのでしょうか？
その事例も踏まえて紹介していきます。

＜男性＞

1位：営業・企画
・上司からのパワハラによる精神的ストレス
・長時間労働で肉体的にも精神的にも限界になってしまった
・現在の仕事とは違う分野・職種にチャレンジしたい気持ちになった

2位：建設・土木・現場作業
・仕事が自分とは合わない、この先続けていく自信が持てない
・人間関係が悪い、ハラスメントが日常化している環境にもついていけない
・体調不良でも休ませてもらえない

3位：製造（工業製品）
・夜勤や残業が多く、肉体的に仕事を続けていくことが困難
・毎日同じことの繰り返しでモチベーションが保てない、今の仕事に魅力を感じない
・ミスができない環境で常に緊張していて精神的に限界を感じた

＜女性＞

1位：事務
・職場の人間関係に慣れることができず続けられそうにない
・人手不足で仕事量が多くて辛い
・上席者からのセクハラに耐えられない

2位：保育士
・園長や主任からのあたりが強く、仕事を続けられそうにない
・保護者との人間関係に悩まされてしまい、保育士という仕事が嫌いになってしまいそう
・人手が足りなく残業、休日出勤は当たり前、でも給料が安い

3位：接客・販売（カフェ・飲食）
・人がたくさん辞めるのが普通の環境。簡単には辞めさせないと脅迫された
・モラハラ、セクハラ、パワハラが酷い
・体調を崩しても、シフトが決まっていることを理由にされ休むことができない

【退職代行統計調査2021】職業別退職代行利用者ランキングまとめ

昨年に引き続き、退職代行サービス利用者の統計調査を行いました。昨年の統計結果と比較することで退職する環境にも変化が見えました。
職場環境が改善されたことで退職代行サービスの利用者が減少傾向にある職業、昨年の統計と変わりなく上位にランキングされてしまった職業など、ご自身の環境や職業がどのようになっているのかを知ることで退職や転職を考えるきっかけになるのではないでしょうか？

現在、退職や転職に悩まれている方の中には、退職代行サービスの利用を検討している方も多いと思います。
退職代行サービスは退職をするサポートだけではなく、転職に関するサポートにも力を入れている退職代行サービスもあります。
退職や転職でわからないことがある、不安に思っていることがある方はお気軽に退職代行サービスへ問い合わせしてみましょう。
解決への道筋が見えてくるかもしれません。

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