給料未払いとは。
給料未払い(きゅうりょうみばらい)とは、労働者が退職する際、または退職後に、会社側から本来支払われているべき給与が支払われていない状態のことを指します。
そもそも給与とは、会社で働く会社員などが雇用契約に基づき、定期的に支払われる労働に対する報酬のことです。
会社を退職する際に、今までに支払われるべき給与の数か月分が未払いであった場合、または会社を退職後、最後の給与だけが未払いとなってしまった場合と2つのケースが考えられます。
しかし、労働者の給与は法律で強く守られているため、どちらの給料未払いも、労働者は会社側へ給料未払い請求することで給与を支払ってもらうことが出来ます。
給料未払いの請求をする為には、会社側から給与が支払われていない、という証拠が必要です。
証拠としてはタイムカード(出勤簿)・給与明細・雇用契約書・就業規則(賃金規定)などが挙げられます。
まずは、これらを元に会社側と話し合いをします。退職後であったり、会社との話合いが困難な場合は給料未払いの内容を書面におこして内容証明で会社へ郵送します。そうすることで退職後であろうとも給料未払いの意志が会社へ伝わった、という証拠になります。
給料未払いは労働基準法第24条の規定に違反する違法行為にあたりますので、上記の手続きを経ても会社側からの給与が未払いである場合は、労働基準監督署へ行き、会社の給料未払いを申告します。
労働基準監督署へ行く際は、給料未払いの相談ではなく、会社側に給料未払いの申告をしたが給与を支払ってくれないので処罰して欲しい、または、労働審判をして欲しい、と強い意思があることも含めて申告をする必要があります。
注意しておくべきことは、給与未払いの請求には時効があるという事です。
給料未払い分は給与支払日より2年経過すると請求出来なくなります。また退職金が請求できる時効は5年となっています。
退職代行サービスについては「【図解】退職代行とは?今話題の退職代行サービスの疑問やメリットを徹底検証!」または「退職代行サービスとは。意味(退職代行の辞書)」をご参照ください。
» 退職代行サービスや退職に関する用語を調べるなら「退職代行の辞書」
「退職代行サービス」の利用について
「わたしNEXT<女性の退職代行>」「男の退職代行」では、自分では言いにくい「辞めさせてほしい」を自分で言わなくても代行して伝えてくれる「退職代行サービス」を提供しています。
退職代行サービスは、会社に行かずに誰とも会わず連絡もせずに退職できるのも大きなメリット。退職手続きについてもサポートしますのでどうしていいかよくわからなくてもお任せいただけます。
「わたしNEXT<女性の退職代行>」「男の退職代行」の退職代行サービスは、退職成功率100%、即日当日退職可能、ご相談無料(LINE、メール、電話)、転職成功への近道である転職サポートも無料でご利用いただけます。
全国対応ですので24時間いつでもご相談ください。
-
前の記事
損害賠償請求とは。意味と退職代行利用での請求可否 2019.10.30
-
次の記事
転職とは。意味と方法 2019.10.30