上場企業(じょうじょうきぎょう)とは、投資家が株式を売買できるよう証券取引所に登録された企業のことを指します。株式公開して上場した企業は株式を発行することで大規模な資金調達がしやすくなり、会社の成長や事業拡大に役立てることが可能となります。
また、上場企業には監査法人による財務諸表監査が求められ、経営状況や財務状況を正確かつ適切に情報開示する必要があります。これにより上場企業は投資家や社会からの信頼を得ることができ、企業価値の向上に繋がります。
しかし、上場企業の中にはブラック体質の会社も一定数存在します。外部からの見え方と内部からの見え方が異なるため、仕事を辞めたいと感じ退職代行サービスを活用して上場企業から退職する人もいます。
ブラックな上場企業の主な特徴は以下となります。
■労働時間が長くサービス残業がある
上場企業であっても職場がブラックな場合、長時間労働を強いられ、残業代が支払われないことがあります。
ブラックな上場企業では、従業員が短期間で業績達成するために長時間労働を強いられ、無理なスケジュールや過剰な仕事量により心身の健康が損なわれることがあります。ブラックな上場企業で働く人の中には過労で倒れる人もおり、仕事を辞めたいと考えることがあります。
■入社前と入社後で労働条件が異なり給料が低い
ブラックな上場企業では、労働条件に関する規定が雇用契約書に明確にされていても、実際の労働環境とは異なる場合があります。また、勤続年数が長くても給料は入社当時から昇給をしないといった事例もあり、ブラックな労働条件に不満を感じ退職代行サービス事業者に相談をして利用を検討する人もいます。
■パワハラ・セクハラ・いじめ
上場企業の中にはパワハラやセクハラが蔓延しているブラックな労働環境である場合があります。上司からのパワハラや同僚間のいじめにより、精神的なストレスが蓄積されてしまい、すぐにでも仕事を辞めたいと思うことがあります。
ハラスメントが理由で仕事を辞めたいと感じた人が退職代行サービスを利用し即日退職する事例もあり、日常の会話で意図せずハラスメントになることもあるため、コミュニケーションには注意が必要です。
上場企業でもブラックな職場環境となっていることがあり、仕事を辞めたいと考えた従業員が退職代行サービスを活用して即日退職する事例もあります。
また、労働環境の悪い上場企業では仕事を辞めたいと決心してもなかなか勇気が出ず、無理しながら仕事を続けてしまう人もいます。もし上司に退職理由を言いたくない場合は退職代行サービス事業者に相談や利用をすることで、退職理由を明かすことなくスムーズに退職手続きを行うことも可能です。
退職代行サービス事業者は、ブラックな上場企業でも退職代行の実績をもとに最適な手法を用いてスムーズに退職手続きを進めます。ただ、取得できなかった公休を使いたい、有給を全て消化したい、即日で仕事を辞めたいといった要望がある場合は、要望に対応することができる労働組合や弁護士の退職代行サービスを探す必要があります。
退職代行サービスを探す際には、退職代行サービスの運営元を確認することと併せて、退職代行サービスの口コミ情報などを比較し信頼できる退職代行サービスを選ぶことが大切です。
退職代行サービスについては「【図解】退職代行とは?今話題の退職代行サービスの疑問やメリットを徹底検証!」または「退職代行サービスとは。意味(退職代行の辞書)」をご参照ください。
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