マタハラとは。意味と退職代行の活用
マタハラ(またはら)とは、マタニティハラスメントの略称で妊娠や出産をきっかけとして女性社員に対して行う、肉体的・精神的な嫌がらせのことを指します。
マタハラによる不利益は、労働契約の変更を持ち出す、自主退職に促す、といった雇用に関連する内容から、陰口や言葉の圧力といった精神的な不利益にも及んでいます。
マタハラの具体例としては
・つわりで会社を休むな、仕事を滞らせるな。などと言われる。
・内定後に妊娠が発覚した為。報告すると内定を取り消された。
・育児休業後の復帰で、前部署より明らかに仕事内容が相違した部署へ配置された。
・近くで喫煙される。
・仕事を与えられず、雑用ばかりさせられる。
・忙しい時期に妊娠してなどと嫌味を言われる。
などがあげられます。
マタハラとして捉えることができるこれらは、男女雇用均等法第9条や労働基準法に違反しているものとみなされます。
妊娠中は体調の変化も著しく、精神的・肉体的に不安定になる時期でもあります。
妊娠中、ハラスメントを受けたことによってストレスが溜まり、お腹の赤ちゃんに悪影響が及ばないとも言い切れません。出産後の授乳期であれば、母乳の出方にも影響します。
またホルモンのバランスも乱れている時期でもあるので、ハラスメントが原因でうつ病を発症するケースも多くなっています。
厚生労働省としても、問題のハラスメントとなっているマタハラに対する撲滅強化を各企業に訴えていますが、マタハラに対する明確な定義やマタハラと判断するためのガイドラインが曖昧であることが現状です。
そのためマタハラに関する相談件数は年々増加傾向にあります。
マタハラを受けた場合、社内に相談できる部署(人事部など)や都道府県労働局雇用環境・均等室など相談窓口があるので、マタハラを含めたハラスメント被害について話を聞いてもらうのも良いでしょう。
しかし、相談後も仕事の継続が難しいと判断し退職を決意したならば、退職代行サービスを利用してみるのも1つの方法です。
退職代行サービスに退職を依頼すると、退職の意思を会社側へ伝えてくれ、会社に出社することなく退職できるので、マタハラを受けた上司や、同僚に顔をあわせることもなく退職することができます。
最近はマタハラやその他のハラスメントで悩む方の退職代行サービス利用も多くなっており、無料相談などができる退職代行サービスもあるため、マタハラを含むハラスメントで悩んでいる方は一度相談してみるのもいいでしょう。
退職代行サービスについては「【図解】退職代行とは?今話題の退職代行サービスの疑問やメリットを徹底検証!」または「退職代行サービスとは。意味(退職代行の辞書)」をご参照ください。
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